明治安田生命、物流施設特化型私募ファンドへ投資
明治安田生命は、埼玉県越谷市所在の物流施設を組み入れた物流施設特化型私募ファンドに投資した。
当物件は、2021年10月竣工の物流施設で、東京近郊を環状に結ぶ国道16号線と東京外環自動車道の中間に位置し、東北自動車道「浦和IC」から約6kmと良好な交通アクセスに恵まれている。関東全域をカバーする物流好適地に所在し、物流ネットワークの効率化に寄与する物件である。
当物件の屋上には太陽光発電システムが設置されている。年間電力使用量の60%程度を再生可能エネルギーで賄うことが可能であり、高い環境性能を有している。
加えて、太陽光発電による電力を蓄電することにより停電時の電力を確保でき、高いBCP機能も備えている。
同社は、「ESG投融資方針」に則り、ESGの観点を投融資の意思決定に組み込むことを推進しており、当ファンドへの投資も、効率的な物流ネットワーク構築への寄与や再生可能エネルギー等の活用など「地域社会の活性化」や「脱炭素社会の実現」に資するものと考えている。
◆当ファンドの概要
・ファンドの運用会社
KICアセット・マネジメント株式会社
・主な投資家
明治安田生命保険相互会社
・運用開始日
2022年3月29日
・組入資産
KIC越谷ディストリビューションセンター
(今後、拡大予定)