明治安田生命、ワーク・ライフ・マネジメント関連諸施策を拡充
明治安田生命は、一人ひとりが「仕事」と「生活」のハーモニーによる好循環を重視する働き方をめざし、上司もそれを支援し組織全体として取り組むことにより、生産性の向上を図る「ワーク・ライフ・マネジメント」を推進している。
2022年4月からは、育児・介護休業法の改正をふまえ、「ワーク・ライフ・マネジメント」をいっそう推進していくにあたり、「頑張る人を支え、さらなるチャレンジを後押しする人事制度の実現」に向け、「疾病治療と仕事との両立支援」の拡充を図る。さらに、近年不妊治療が増加傾向にあることから、新たに「不妊治療の支援」について開始する。
また、全役職員を対象に、仕事と家庭の両立に関して実態調査を実施した結果、大半が仕事との両立にあたり、「育児」「介護」「治療」「女性の健康課題」の4点が課題となる可能性があると回答があったことから、2022年度からは、従来の「育児」「介護」「治療」に、「女性の健康課題」を加えた4つのカテゴリーにおいて、職員の実態に即した両立支援の取組みを拡充するとともに、職場の理解促進および風土醸成をよりいっそう推進していく。
■両立支援制度について
これまで治療と仕事の両立のサポートについては、一定の支援制度が整備されていたものの、治療経験者の意見もふまえ、重度疾病の罹患者を対象として支援制度を拡充する。また、新たに不妊治療の支援も開始する
①「疾病治療と仕事との両立支援」を拡充
②「不妊治療の支援」を開始
■仕事と家庭の両立に関する職場の理解促進および風土醸成
①「ワーク・ライフ・マネジメント講座」の実施
②治療経験者ネットワーク「Peer Support Bond(ピア・サポート・ボンド)」設立
③管理職向け「ヘルスリテラシー研修」の実施