SOMPOひまわり生命、「日本のFemtech市場の可能性に関する調査」第3回
SOMPOひまわり生命は、2020年3月、2021年3月に引き続き、全国の女性1,000名に対して、世界的に注目を集める“Femtech(フェムテック)”(女性の健康問題をテクノロジーで解決する分野)に関する調査を実施し、その調査結果について公表した。
◆調査結果サマリー
1.日本における Femtech(フェムテック)認知・期待・利用率
「Femtech(フェムテック)」の認知率は5.7%と2021年の1.9%から3.8%アップとなり、世の中の関心の高さとともに、認知率も少しずつ上がっていることが確認できた。また、フェムテックについて、約6割が期待できると回答しており、今後のフェムテック関連サービスの更なる盛り上がりが期待できる結果となった。
2.自由回答から見た働く女性の悩み「月経・生理、妊娠・出産、更年期よる身体面・精神面の不調」
1,000人中334件で「月経・生理、妊娠・出産、更年期」に関する悩みが挙げられた(「月経・生理」関連260件、「妊娠・出産」関連39件、「更年期」関連25件)。特に多かったのは、それぞれ月経では「生理痛」や「経血に関するトラブル」、妊娠・出産では「つわり」や「周囲の理解」、更年期では「全般的な不調」であった。
3.女性特有の健康課題が解決された場合の仕事のパフォーマンスは「+42.01%」
働く上での女性特有の健康課題が解決された場合、仕事のパフォーマンスは平均42.01%上がると回答(現状を100とした場合)。2021年と同様、女性特有の健康課題の対処に課題を感じている人は多く、それらに対する対策を取ることができれば、現状よりパフォーマンスを発揮できるという期待が感じられる回答となった。