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住友生命、米州投資公社が発行するデカーボナイゼーション・ボンドへ投資

住友生命は、米州開発銀行(IDB)グループ傘下の米州投資公社(以下「IDB Invest」)が発行する脱炭素への移行を支援するデカーボナイゼーション・ボンドへの投資を決定した。
IDB Investは、ラテンアメリカおよびカリブ海諸国における民間企業への支援を通じて、同地域の経済発展に取り組む国際機関であり、同地域の経済・社会・環境面での発展を実現するために、持続可能なプロジェクトや企業に資金提供を行っている。
本債券はICMA※のグリーンボンド原則、ソーシャルボンド原則およびサステナビリティボンド・ガイドラインに準拠したIDB Investのサステナブル・デット・フレームワークに基づき発行される。本債券による調達資金は、再生可能エネルギーの開発や管理、エネルギー効率の最適化、廃棄物および排水管理などラテンアメリカおよびカリブ海諸国における脱炭素への移行を支援する企業およびプロジェクトに充当される。また、IDBグループは「Corporate Results Framework 2020-2023」において、グループの活動状況をモニタリングするための具体的な目標を定めている。その中でIDB Investは、脱炭素化に貢献するため、2023年まで毎年「気候関連ファイナンスの割合をファイナンス全体の30%とすること」を目標として掲げており、本債券の発行はこの目標の達成に寄与するものである。
※国際資本市場協会。国際債券市場にかかる自主規制団体。サステナブルファイナンスに関する基準等を策定・公表している

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