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三井住友海上あいおい生命、HIROTSUバイオサイエンスと資本業務提携締結

三井住友海上あいおい生命とHIROTSUバイオサイエンスは、がん検診の普及・啓発と社会課題であるがんの早期発見の支援を目的に、資本業務提携契約を締結した。
日本では年間100万人程※が、がんに罹患しているが、医療技術の進展もあり早期がん(限局の状態)で診断された場合の5年相対生存率は9割を超え、早期発見・早期治療が予後を大きく左右することは明らかである。現状、早期発見にもっとも有効なのはがん検診であり、受診率の向上は喫緊の課題である。
三井住友海上あいおい生命はMS&ADインシュアランスグループの強みである代理店網や取引企業との連携を活かして一人でも多くのお客さまへ「がん検診の大切さ」を伝えることを目標に、HIROTSU バイオサイエンスは簡便・安価・高精度ながんの一次スクリーニング検査N-NOSE(R)(エヌノーズ)のさらなる普及を通じ、この社会課題の解決に向け貢献していく。 三井住友海上あいおい生命とHIROTSU バイオサイエンスは、これまで培ってきたノウハウやそれぞれの強みを活かしてがん検診の普及・啓発をともに目指す。両社は、予防・保障・回復の一連の流れでお客さまをトータルサポートしていくための仕組みの構築、商品開発、サービス提供を行い、すべてのお客さまの「元気で長生き」につながる取り組みを推進していく。
なお、HIROTSU バイオサイエンスはこの度の出資を受け、時価総額が1000憶円を超えた。
◆N-NOSEの概要
①線虫の嗅覚を利用した世界初の生物診断検査。高精度と安価を両立し、1回の検査費用は約1万円。ごく少量の尿で全身網羅的にがんのリスクが調べられる。臨床研究において早期がん(ステージ0~1)にも高精度で反応することが分かっており、痛みや放射線被ばくリスクなどの身体的負担がない。
②提携医療機関での受検のみならず、より利便性の高い新しい受検方法を展開しており、それによって日本のがん検診受診率の低迷を打開し、がんの早期発見への貢献が期待できる。
・「Go To N-NOSE」
検体を専用窓口に提出できるサービスを東京(紀尾井町・八重洲・新宿)・仙台・金沢・名古屋・京都・大阪・広島・福岡で展開中
・「N-NOSE at home」
検体を個人宅まで集荷に伺うサービスを全国47都道府県で展開中
※参照:「最新がん統計」https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.htm

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