ソニー生命、リモートでのペーパーレス申込手続システム(C-SAAF Remote)の特許出願
ソニー生命は、2020年9月よりリモートにてペーパーレス(申込書の郵送なし)で生命保険に申し込みできる取扱を開始した。
そして、3月29日、本取扱を実現させた同社独自のシステム「C-SAAF Remote(サーフリモート)」の仕組みについて特許を出願※した。
※特願2021-54901、特願2021-54902、特願2021-54903、出願者:ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社
◆特許出願中の技術・ポイント
①ライフプランナー・お客さま間で手続画面の操作権の受渡を可能としており、健康状態の告知や生命保険申込時の重要事項の確認において、お客さま自身に理解・納得のうえで手続を進めることができるよう、お客さま自身で画面操作を進められる仕組みとしている。
②お客さまのプライバシーに配慮し、一部の告知事項についてはライフプランナー・お客さま間の画面共有時でも、入力した内容がライフプランナー側の画面には表示されない仕組みになっている。
また、お客さまが設定するパスワード情報についても、機密性の確保のためライフプランナー画面には表示されない仕組みとしている。
③告知・申込手続に必要な署名は、お客さま自身のスマートフォンで撮影可能としており、リモート手続においても署名を取得できる仕組みとしている。これにより、契約成立後の保全手続等で必要となる、本人確認のための署名の照合も適切に行うことができるようになっている。