新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

かんぽ生命、フランス国有鉄道が発行するグリーンボンドへ投資

かんぽ生命は、このたび、フランス国有鉄道(以下「SNCF」)が発行するグリーンボンド(1億米ドル/約108億円)への投資を実施した。本債券発行による調達資金は、低炭素社会への移行支援に加え、コロナ禍におけるグリーン・リカバリーの推進を支援するプロジェクトに充当される。なお、かんぽ生命は、本債券の発行額の全額を購入している。
SNCFは鉄道のインフラ管理を行っている企業として2016年に世界で初めてグリーンボンドを発行した、フランス政府が100%出資する国有鉄道会社である。2020年までは高速鉄道の線路システムやその他の線路の管理、更新、エネルギー効率化などへの投資などがグリーンボンドの主な資金使途であったが、2021年のグリーンボンド・フレームワークの更新により、走行時に二酸化炭素等の排出ガスを出さないゼロ・エミッションの鉄道車両(水素電車など)の新規購入、整備に伴う直接的・間接的投資も資金使途の対象に加わった。
なお、SNCFのグリーンボンドは、International Capital Market Association(ICMA:国際資本市場協会)のグリーンボンド原則に則っており、英国の非営利団体であり低炭素経済への移行に向けた投資の促進を目的とし設立されたClimate Bonds Initiative(CBI:気候債券イニシアティブ)により、温室効果ガスの排出量が少ない低炭素交通の認証を受けている。また、将来的なEUのGreen Bond Standard(グリーンボンド基準)にも適合する予定である。
◆本債券の概要
発行体   フランス国有鉄道(Societe Nationale SNCF SA)
発行体格付 Aa3/AA-(Moody’s/S&P)
年限    10年(2031年5月19日)
発行総額  1億米ドル(約108億円)
利率    1.850%

関連記事(保険業界ニュース)

生保

SBI生命、メキシコ合衆国発行のSDG国債に投資実施

生保

大同生命、気候変動ブレンデッド・マイクロファイナンス・ファンドに投資

生保

かんぽ生命、車いすテニスの大谷桃子選手が全米オープン女子ダブルスで準優勝

生保

かんぽ生命、日本IBM、AI駆動開発による新たなシステム開発の取り組みを開始

生保

かんぽ生命、役員異動時等の祝意の受け取りを寄附に代える「こころの花束」を導入

損保

日本地震再保険、「南海トラフ地震対策ボンド」に投資

生保

かんぽ生命、米ドル建劣後特約付社債を発行

生保

かんぽ生命、2026年10月1日以降に適用する前納払込保険料を改定

共済

JA共済連、アジア開発銀行が発行するウォーターボンドに投資

生保

日本生命、ユーロ建劣後特約付社債を発行

関連商品