日本生命、大樹生命、ニッセイアセット、日本生命グループの資産運用態勢高度化に向けた資産運用機能の一部移管にかかる移管日を内定
日本生命と大樹生命は、2019年12月26日付プレスリリース「日本生命グループの資産運用態勢高度化に向けた資産運用機能の一部移管について」の通り、グループの資産運用態勢の高度化を目的に、日本生命および大樹生命のクレジット投資※1とオルタナティブ投資※2の機能を、ニッセイアセットマネジメント株式会社(以下「ニッセイアセット」)へ移管する方針を決定し、準備を進めてきた。今般、このうち日本生命の当該機能を「2021年3月25日(以下「移管内定日」)」に移管することを内定した。なお、移管内定日に日本生命とニッセイアセットにて投資一任契約を締結する予定である。
※1 社債等の信用リスクをリターンの源泉とする資産への投資
※2 プライベートエクイティやインフラ等の資産への投資
世界的に低金利化が進み、厳しい運用環境が継続する中、日本生命グループではクレジット投資やオルタナティブ投資の強化により、資産運用利回りの向上を目指している。
日本生命の当該機能を移管することで、両社のノウハウの共有等を通じた運用態勢の強化を図っていく。
これに伴い、グループのアセットマネジメント事業の中核であるニッセイアセットは、クレジット投資、オルタナティブ投資で本邦有数の運用体制を有する資産運用会社となり、受託資産残高は15兆円から29兆円※3へ大きく増加する。今後も、生命保険一般勘定資産の長期・安定運用のノウハウ等を活用することで、一層質の高い資産運用サービスをお客様に提供し、更なる信頼獲得を目指していく。
※3 2020年12月末時点ベース
また、大樹生命の当該機能の移管についても、引き続き日本生命、大樹生命、ニッセイアセットの3社で協議・準備を進めていく。