第一生命、市場関連リスクの削減目的とした既契約ブロックを出再
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第一生命ホールディングスは、その連結子会社である第一生命が、同社による承認をもって、その保有する払込満了後終身保険の既契約ブロックを出再することを発表した。
今後、第一生命は、3月末までを目処に再保険契約の締結を予定している。
第一生命では、金融市場変動の影響を受けにくい財務体質の強化を目指し、金利・株式等の市場関連リスクの削減に継続的に取り組んでいる。この取組みの一環として、第一生命では、外部への再保険を通じた戦略的な金利リスク削減を継続的に実施している。 今回、既契約ブロックの出再規模に鑑み、今回の出再について知らせるものである。なお、この再保険は財務的なリスクを移転するものであり、保険契約における第一生命とお客さまとの関係に変更が生じるものではない。
◆出再の内容
対象契約 払込満了後終身保険の既契約ブロック
取引規模 約3,000億円(責任準備金ベース)
再保険料 約3,834億円
契約時期 2021年3月頃
(注)取引規模は、第一生命として見込む上限
再保険料は、2020年12月末金利を前提としており、契約締結時の金利環境等により変動する。なお、第一生命として見込む再保険料の上限は、4,200億円である。