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SOMPOひまわり生命、国際金融公社が発行する『ソーシャルボンド』へ投資

SOMPOひまわり生命は、世界銀行グループの国際金融公社(InternationalFinanceCorporation、以下「IFC」)が発行するソーシャルボンドへの投資を行った。
1.背景・目的
IFCは、途上国の民間セクター支援に特化した世界最大規模の国際開発金融機関であり、途上国の民間セクターへの投融資、国際金融市場での資金調達等を通じて、途上国の持続可能な成長を支援している。IFCがソーシャルボンドの発行を通じて調達した資金は、新型コロナウイルス拡大による景気低迷の影響を受けた国を含む途上国において、必要なサービスを受けられない人々を受益者とするプロジェクトに充てられる。
IFCは昨年3月、80億米ドルの新型コロナウイルス対策関連の融資枠を設定し、貿易金融や運転資金の供与を通じて、途上国の民間企業を支援している。また7月には、途上国における深刻な医療品の供給不足に対処するために、グローバル・ヘルス・プラットフォームを設立した。IFCのソーシャルボンドは、ソーシャルボンド原則を遵守し、その調達資金は持続可能な開発目標「SDGs」の達成に資するものである。
今回、SOMPOひまわり生命は、新型コロナウイルス対策の支援に加えて、SDGsの実現に貢献することに賛同し、投資を実施した。
2.本債券の概要
発行体名称:国際金融公社(S&P格付:AAA、Moody’s格付:Aaa)
発行総額:50百万豪ドル(約38億円相当)
償還期限:2035年4月15日
3.今後の展開
SOMPOグループでは「安心・安全・健康に資する最高品質のサービスの提供を通じてレジリエントで持続可能な社会に貢献する」というCSRビジョンに基づき、グループが取り組むべき5つの重点課題を特定している。今回の投資は「②健康・福祉への貢献」の取組みの一環である。今後もSOMPOひまわり生命は、生命保険会社として長期的に安定した収益を確保できる資産構築を目指すとともに、お客さまの万が一の際の保障と毎日の健康を応援する健康応援企業として、持続可能な社会の実現に貢献していく。

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