新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

富国生命、プライベート・エクイティ・インパクトファンドへ投資

富国生命は、NBオルタナティブス・アドバイザーズLLC(以下「ニューバーガー・バーマン」)が運用するプライベート・エクイティ・インパクトファンド(以下「本ファンド」)へ10百万米ドル(日本円で10億円相当)の投資を行うこととを決定した。
本ファンドは、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)が目指す社会の実現に向けて、持続可能な成長と雇用の促進、ヘルスケアの改善、男女平等への貢献、気候変動とエネルギー需要への対応、環境保護などに貢献する未公開企業を投資対象とし、経済的リターンと社会的リターンの両立を目指すインパクト投資ファンドとして、2018 年に組成された。投資対象となる企業は、投資テーマに沿って測定可能な評価指標を策定し、定期的かつ定量的な方法でインパクトの効果を測定する。
富国生命では、国連の責任投資原則(PRI)署名機関として収益性の確保のみならず持続可能な社会の実現に貢献すべくESG投融資の拡充に努めている。本ファンドへの投資は、同社としてこれまで債券等で取り組んできたESG投融資の手法をプライベート・エクイティ分野にも活用した最初の案件である。
今後も契約者の利益を最優先とした資産運用を実践するとともに、生命保険業の公共性を踏まえ、資産運用を通じ社会的責任を果たしていくことに努めていく。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

富国生命、フコクしんらい生命、連結ソルベンシー・マージン比率におけるソルベンシー・マージン総額を訂正

共済

JA共済連、キャットボンド「Nakama Re 2025-1」発行~地震リスクを証券化 アジア開発銀行の債券を活用した発行としては世界初~

生保

太陽生命、日本郵船株式会社が発行する「トランジションボンド」への投資を実施

生保協会・団体

生保協会、生命保険会社の資産運用を通じた 「株式市場の活性化」と「持続可能な社会の実現」に向けた取組み を公表

生損

共栄火災、富国生命、フコクしんらい生命、全信懇「第44回信用金庫PRコンクール」最優秀賞・審査員特別賞・部門別優秀賞が決定

生保

富国生命、慶應義塾大学医学部 がんゲノム医療センター長 西原広史教授とアドバイザリー契約を締結

生保

富国生命、「ねんきんシミュレーション」「iDeCoシミュレーション」を提供

生保

朝日生命、屋根置き低圧分散型太陽光発電プロジェクトファイナンスに投資

生保

富国生命、中期経営計画「THE MUTUAL ACT 2027」を策定

生保

富国生命、福島県立須賀川支援学校生徒作品展示会「すまいる・ぎゃらりー」を開催