明治安田生命、ナティクシスが発行する「グリーンボンド」に投資
明治安田生命は、ナティクシスが発行するグリーンボンド(注1)に114百万米ドル(約120億円)を投資した。
ナティクシスは、フランス国内において第2位の事業規模を誇る協同組合銀行グループ、BPCEの子会社として、資産運用およびウェルス・マネジメント、コーポレート&インベストメント・バンキング、保険、決済サービス業務に従事するグローバル金融機関である。
本債券の調達資金は、BPCEグループの「サステナブル・デベロップメント・ボンド・プログラム」に基づき、再生可能エネルギーやグリーンビルディングへのファイナンスまたはリファイナンスに充当される予定である。
同社は、「ESG投融資方針」(注2)に則り、資産運用業務においては、国連責任投資原則(PRI)への署名などを通じて、ESGの観点を投融資の意思決定に組み込むことを推進している。引き続き、ESG投融資を通じて、持続可能な社会の実現に貢献する資産運用を行なっていく。
【本債券の概要】
発 行 体 ナティクシス
社債の発行・購入額114 百万米ドル(約120億円)
資金使途
①再生可能エネルギー(太陽光発電、風力発電、水力発電、バイオマス)への取組み
②グリーンビルディングの新築、リフォーム
払込期日 2020年12月10日
償還期限 2030年12月10日(10年)
(注1)本債券は、第三者認定機関であるVigeoEiris社よりセカンドパーティ・オピニオンを取得し、国際資本市場協会(ICMA:InternationalCapitalMarketAssociation)が公表する「グリーンボンド原則2018(GBP)」の基準を満たす発行に該当することを確認済み
(注2)2020年5月22日付ニュースリリース「ESG投融資方針の公表について」
https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2020/pdf/20200522_05.pdf