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第一生命、国立国際医療研究センターと協働活動を実施

第一生命は、国立研究開発法人国立国際医療研究センター(以下「国立国際医療研究センター」)と協働し、本年8月3日(月)~9月30日(水)にわたり、新型コロナウイルスに関する感染予防啓発を目的としたクイズ形式のアンケートを全国で実施した。
今回の新型コロナウイルスに関する全国アンケートでは、47都道府県の20歳未満から70代以上の各年代より、計159,918件の回答があった。回答結果については、属性別(性・年代・都道府県)に集計のうえ、国立国際医療研究センターへフィードバックし、今後の感染症予防対策および研究に活用する予定である。
クイズは〇×形式で全10問となっており、私たちの実生活に即した問題が出題された。スマートフォンなどWeb経由で回答を入力し、その場で正解と解説を見ることができる仕組みで、クイズに参加することで新型コロナウイルスに対する正しい知識を身につけてもらうことを目的としている。
出題された問題・正解・正解率および回答結果より得られた特徴的な傾向は以下の通りとなる。(解説も含めた詳細については同社ホームページで12月公開予定)
・全体(全性別・年代・都道府県)のクイズ正解率は、61.4%となった。
・性別の正解率では、女性(61.9%)がやや高く、差は約1.3%となっている。
・年代別の正解率では、20代(56.3%)が低く、60代(64.2%)・70代以上(63.9%)が高い結果となり、最大約7.9%の開きがあった。
・都道府県別の正解率では、高知県(63.7%)、岩手県(63.6%)、山梨県(63.6%)などが高く、反対に石川県(56.2%)、宮崎県(56.2%)、北海道(57.1%)などが低く、最大約7.5%の差がみられた。
今回の啓発クイズアンケートをはじめ、同社は今後も各地域でのネットワークを活かした新型コロナウイルス感染拡大に関する予防啓発、情報発信を行うと共に、国立国際医療研究センターの新型コロナウイルスに関する研究に寄与していく。
同社と国立国際医療研究センターは、2017年6月に「感染症および糖尿病、肝炎などの疾患」に関する情報提供について包括的連携協定を締結し、各種媒体でコンテンツの共同作成、全国でのセミナー開催を通じ、糖尿病・肝炎をはじめとした様々な疾病の情報を発信している。
国立国際医療研究センターは、感染症やその他の疾患について診断治療を行うと共に、これらの疾患や医療分野における国際協力に関する調査研究、技術者の研修等を総合的に行う国立高度専門医療研究センターである。新型コロナウイルス感染拡大においては、特定感染症に関して国内最大の病床数がある国内最先端の感染症治療機関として、最前線で治療に尽力され、新型コロナウイルスワクチンの開発にも取り組んでいる国内最高峰の医療機関のひとつである。
同社は、1902年の創業以来、お客さま第一主義を経営の基本理念に据え、生命保険の提供を中心に、地域社会への貢献に努めてきた。新型コロナウイルス感染拡大局面においては、全国で活動する生涯設計デザイナーが長年築いてきた各地域内のネットワークを活かし、感染予防についての情報発信や、医療機関へのマスクや消毒液の寄贈など、地域に寄り添う活動を全社一丸となって実施している。

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