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第一生命グループ、ヘルスケア分野でのサービス提供開始に向けた業務提携契約を締結

第一生命、株式会社QOLead、株式会社みずほ銀行、みずほ情報総研株式会社、みずほ第一フィナンシャルテクノロジー株式会社(以下「みずほ第一FT」)は、11月19日に、健康保険組合(以下「健保組合」)向けの医療費抑制支援事業に関する業務提携契約を締結した。かかる業務提携契約を踏まえ、サービスの主体者となる第一生命、QOLead、みずほ情報総研を中心に、2021年4月からのサービス提供開始に向け準備を進めていく。
1.サービス「Healstep(SM)(ヘルステップ)」の概要
「Healstep(SM)(ヘルステップ)」は、AIを活用した将来の医療費予測の分析を通じて、健保組合の保健事業の効率化と医療費抑制を支援するサービスである。具体的には、AIを通じて将来の疾病リスクと将来医療費予測を可視化して、対応方針を策定し、保健指導サービス事業者とのマッチングや健康増進アプリによる継続的なフォロー、施策の評価・改善の提案までをワンパッケージでサポートする。
また、「保健指導サービスプラットフォーム」を利用することで、保健指導サービス事業者各社の窓口を一本化し、契約手続きやサービス利用データの統合管理を通じて、健保組合の事務負担軽減やサービス利用状況のフォロー強化を実現する。
なお、AIの活用による将来医療費の可視化、およびそれに基づく保健事業の計画策定、疾病予防・重症化予防の実行支援、健康増進サービスの提供、実行後の効果検証までワンパッケージで支援するのは国内においても先駆的な取組みとなる。
2.第一生命グループ・〈みずほ〉の目的
国内では少子高齢化が進み、社会保障費、とりわけ医療費支出が増大している。人生100年時代に向けた健康増進・健康管理は一人ひとりの問題だけではなく、医療費負担の主たる担い手である健保組合にとっても喫緊の問題である。こうした背景を踏まえ、第一生命グループ・〈みずほ〉の強みを融合し補完しあうことによって、さらに一歩進んだ効果的・効率的な保健事業の実現を目指す。
第一生命グループは、お客さまの「一生涯のパートナー」として、更なるQOL向上への貢献を目指す。従来の「保障」に加えて「健康・医療」に資する価値提供を通じ、健保組合の財務健全性の向上や事務効率化に貢献するとともに、組合員一人ひとりが健康で生き生きとした生活を送れるようサポートしていく。
〈みずほ〉は、お客さまとの新たなパートナーシップを構築していく『次世代金融への転換』を目指している。〈みずほ〉の強みである社会保障分野の専門性と、ヘルスケア分野のデータ分析・コンサルティングノウハウを最大限発揮し、金融を越える新たな価値を創造することでお客さま・社会の諸課題の解決に貢献していく。

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