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SOMPOひまわり生命、静岡県浜松市における実証事業「デジタル技術&ヒューマンタッチによる血糖コントロール」を開始

SOMPOひまわり生命は、「予防・健幸都市」の実現を目指す静岡県浜松市で組織する官民連携のコンソーシアム「浜松ウエルネス・ラボ」※1で行う実証事業「デジタル技術&ヒューマンタッチによる血糖コントロール」を11月13日から開始する。本実証事業において、糖尿病予備群の人々の生活習慣改善と定着化により、浜松市民の予防・健康づくりに貢献することを目指す。
◆実証事業プロジェクトの概要
浜松市は、静岡県において全県比で糖尿病予備群比率が高いことが明らかになっている※2。糖尿病に罹患することでさまざまな合併症への進展や、他の生活習慣病を併発する危険性が高まり、今後の健康寿命の短縮化要因になるリスクをはらんでいる。浜松市における健康課題への取組みとして実施する本実証事業「デジタル技術による血糖コントロール」は、糖尿病予備群の人々を対象に、未病や慢性疾患の生活習慣改善アプリと、アプリへ蓄積したPHR(Personal Health Record)を健康管理者へ共有・可視化するクラウドプラットフォームのデジタル技術を用い、参加者自身の日々の食行動理解に基づく改善アプローチを行う。薬局に所属する管理栄養士のヒューマンタッチ(個別化栄養指導)を通じた行動変容介入により、糖尿病予備群の時期から知識を身につけ、生活習慣改善行動の定着化までを目指す3ヶ月間のフォローアップ実証プログラムである。
「浜松ウエルネス推進協議会」※3の参画企業の従業員を中心に募集を行い、59名の参加者で実証を開始する。また、本実証事業では、以下の各企業と各側面で協力している。
・SOMPOヘルスサポート:本実証事業の運営
・杏林堂薬局:管理栄養士による栄養指導
・H2:アプリ及びクラウドプラットフォーム「シンクヘルス」の運用
※1 静岡県浜松市において、自治体や医療機関、地域外企業が連携し、浜松市民の「疾病・介護予防」や「健康づくり」に寄与する“浜松発”の様々な官民連携社会実証事業等を展開する官民連携コンソーシアム。地域外企業は、同社を含め7社が参画。
※2 出典:静岡県・静岡県総合健康センター「平成29年度 特定健診・特定保健指導に係る健診等データ報告書」
※3 静岡県浜松市において、医療関係者、大学、商工会議所を始めとした関係団体、金融機関、地域企業とともに、疾病・介護予防や健康増進事業の推進、健康経営の推進、ヘルステック・ヘルスケアサービスの育成・創出などに取り組む官民連携協議会。令和2年10月現在、113社・団体が参画。

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