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第一生命、「従業員の健康維持・増進」と「企業(団体)の健康経営」を支援する団体健康診断割引を導入した新商品の発売

第一生命は、企業(団体)における、福利厚生制度の充実と従業員の健康増進による健康経営の推進をサポートするため、「無配当団体健康診断割引付総合福祉団体定期保険」※1を2021年4月より発売する。
同社は、企業(団体)の健康経営を推進する観点から、従業員の健康診断の判定結果が一定の要件を満たす企業(団体)を対象に保険料を割引く「団体健康診断割引」を導入する。同商品は、2019年に発売した「3大疾病サポート保険(団体型)※2健康経営割引」、2020年に新設した「団体定期保険健康経営割引特約※3
」に続き、「従業員の健康維持・増進による企業の健康経営」を支援するものである。なお、生命保険会社が企業(団体)向けに、従業員の健康診断の判定結果が一定の要件を満たす場合に団体保険の保険料を割引く商品を提供するのは生命保険業界初となる。(2020年8月現在同社調べ)
また、企業(団体)における従業員の健診情報をまとめた組織としての健康状態の把握や、健康診断結果のデータ化の促進を目的として、「企業健診レポートサービス」を2020年10月より提供する。
同商品・サービスにより、「福利厚生制度の充実」と「従業員の健康維持・増進による企業の健康経営」をサポートする。
同社は引き続き、企業(団体)における従業員(所属員)の健康増進に向けた商品やサービスの提供を通じて、お客さま一人ひとりが望むしあわせな人生や生き方の実現(=QOL(QualityofLife)向上への貢献)に向け取り組んでいく。
※1 本リリースにおける無配当団体健康診断割引付総合福祉団体定期保険とは、総合福祉団体定期保険に総合福祉団体定期保険無配当扱団体健康診断割引付特約を付加したものをいう。
※2 商品詳細は右記URLより確認→https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2019_017.pdf
※3 商品詳細は右記URLより確認→https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2020_024.pdf
1.開発背景
少子高齢化による労働力人口の減少や就業者の平均年齢の上昇に伴い、企業(団体)にとっては従業員が健康で長く働き続ける環境を整えることの重要性が高まっている。そのため、従業員の健康管理を経営課題として取り組んでいく「健康経営」の推進は、企業(団体)にとって不可欠なものとなっている。
同社が開発した「団体健康診断割引」は、企業(団体)の健康診断の判定結果に応じて、主契約の総合福祉団体定期保険の保険料が計算される。また、契約の更新時にも再判定を行い、企業(団体)における健康経営取組みの結果により従業員の健康状態が改善されていれば、その判定結果に応じてさらに保険料を割引くことで、企業(団体)の健康経営取組みを支援していく。
また、同社は、株式会社NTTデータと共同で、従業員の健康診断結果のデータにもとづいた企業(団体)毎の健康分析レポートの作成を可能とする「企業健診レポートサービス」を開発した。同サービスを通じ、企業の健康経営支援や、「健康経営優良法人の認定取得」に向けた、健診受診率や適性体重・血圧・血糖値の維持などの分析、評価・改善に活用いただくとともに、健康診断結果のデータ化を促進していく。
2.団体健康診断割引
企業(団体)の健康診断(※1)の判定結果にもとづき、企業(団体)における毎年の健診優良者率(※2)に応じて契約時・更新時に保険料が計算される。割引の判定にあたっては所定の企業健診レポート(後記3.参照)の提出が毎年必要になる。
※1健康診断とは、定期健康診断、特定健康診査などをいい、人間ドックを含む。
※2健診優良者率=健診優良者数/この保険の加入者数
(ただし、この保険の加入者数が判定対象者数以下の場合は、健診優良者数/健診判定者数で計算する。)
3.企業健診レポートサービス
従業員の健康診断結果データを所定のフォーマットでアップロードすることで、企業(団体)の健康状態の把握や、将来のリスク予測が可能となる。また、BMI・血圧・血糖値に関して第一生命が定める基準にもとづいた優良者判定も実施することができる。
また、国立研究開発法人国立がん研究センター(以下「国立がん研究センター」)の「循環器疾患リスクチェックツール」を活用し、今後10年以内の循環器疾患(心筋梗塞・脳梗塞・脳卒中)の発症リスクを抱えた従業員の占率を企業(団体)毎に予測できる機能を提供する。
なお、生命保険会社が企業(団体)向けに、企業(団体)毎の循環器疾患のリスクを予測し、可視化するサービスを保険契約に関わらず無料で提供するのは生命保険業界初となる。(2020年8月現在第一生命調べ)
※サービス詳細は右記URLより確認→https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2020_048.pdf
4.健康経営支援サービスのレベルアップ(HealthDataBank(R)の紹介)
第一生命では、既に企業の健康経営のサポートを目的として、健康経営優良法人認定取得支援サービス、法人向け『健康第一』アプリ等のサービス提供を行っている。このたび、上記に加えて、「健康経営優良法人の認定を既に取得されている企業(団体)の継続取組み」や、「これから健康経営を始める企業(団体)の健康取組み」に活用いただくことができるクラウドサービス「HealthDataBank(R)」(提供会社:株式会社NTTデータ)の紹介を開始する。HealthDataBank(R)の利用により、産業保健業務の効率化・品質向上と健康経営のための可視化を実現できる。
※サービス詳細は右記URLより確認→https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2020_048.pdf

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