SOMPOひまわり生命、静岡県浜松市における実証事業「デジタル技術による血糖コントロール」が経済産業省補助金への採択決定
SOMPOひまわり生命は、「予防・健幸都市」の実現を目指す静岡県浜松市が組織する官民連携のコンソーシアム「浜松ウエルネス・ラボ」※1に参加している。このほど、本コンソーシアム内で行う実証事業「デジタル技術による血糖コントロール」が、経済産業省の令和2年度ヘルスケアサービス社会実装事業費補助金「ヘルスケアサービス社会実装支援事業(ヘルスケアサービス創出支援)」※2に採択された。経済産業省の支援のもと、浜松市と連携しながら、地域の健康課題の解決に貢献するヘルスケアビジネスモデルを構築していく。
1.実証事業プロジェクトの概要
本実証事業「デジタル技術による血糖コントロール」は、静岡県における全県比で糖尿病予備群の比率が高い浜松市において、糖尿病の進行を防ぐため、デジタル技術(血糖測定機器と専用アプリ)とヒューマンタッチ(管理栄養士等による継続フォロー)の両側面からのアプローチにより、糖尿病予備群の時期から正しい血糖コントロールの知識を身につけ、生活習慣改善行動の定着化を目的とするものである。
この実証事業が、地域課題や健康課題を解決するヘルスケアサービスの創出を目指す、経済産業省の令和 2 年度ヘルスケアサービス社会実装事業費補助金「ヘルスケアサービス社会実装支援事業(ヘルスケアサービス創出支援)」に採択された。
2.今後の展開
同社は、「健康応援企業」への変革を目指し、保険本来の機能(Insurance)に健康を応援する機能(Healthcare)を加えた「InsurhealthR(インシュアヘルス)」を、新たな価値として提供している。本実証事業において、自治体や地域企業(薬局)との連携、医師会ならびに薬剤師会の協力により、糖尿病予防・管理のエコシステム、持続可能なビジネスモデルを構築し、さらにその結果を全国の自治体へ展開することで、国民の健康をサポートする。
また、2019 年 12 月には【健康応援型商品】『糖尿病の方のための医療保険ブルー』を販売開始しており、糖尿病の重症化を予防し、治療の継続を支援している。
同社は今後もお客さまの安心・安全・健康に資する最高品質のサービスを提供し、社会に貢献していく。
※1 静岡県浜松市において、自治体や医療機関、地域外企業が連携し、浜松市民の「疾病・介護予防」や「健康づくり」に寄与する “浜松発”の様々な官民連携社会実証事業等を展開する官民連携コンソーシアム。地域外企業は、同社を含め7社が参画。
※2 生活習慣病に係る一次予防(健康づくり)、二次予防(疾病の早期発見)、三次予防(疾病の重症化予防)や、介護予防に係る一次予防(生活機能の維持・向上)、二次予防(生活機能低下の早期発見)、 三次予防(要介護状態の改善、重度化の予防)等に着目したヘルスケアサービスの提供を行う事業者に対する支援事業。