T&Dホールディングス、米国再保険持株会社フォーティテュード社の持分取得を完了
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T&Dホールディングスは、2019年11月26日に公表した、同社100%子会社のT&Dユナイテッドキャピタル株式会社(以下「TDUC社」)を通じた米AmericanInternationalGroup,Inc.(以下「AIG社」)からクローズドブック専業保険会社であるFortitudeGroupHoldings,LLC(以下「フォーティテュード社」)の持分25%の取得(本取引)の合意について、関係当局の承認等の必要な条件をすべて充足し、2020年6月2日付(米国時間)で本取引を完了した。本取引完了に伴い、フォーティテュード社は同社の持分法適用関連会社となった。
本取引は、米TheCarlyleGroupL.P.(以下「カーライル社」)が新たに設立し運営する投資ファンドであるCarlyleFRL,L.P.(以下「カーライル・ファンド」)とともに実施した。
1.取引後の株主構成
・TDUC社:25.0%
・カーライル・ファンド:71.5%(うちカーライル社の拠出持分は19.9%)
・AIG社:3.5%
2.取引価格
・711百万ドル(約768億円、1ドル=108円)
同社は、2019~2021年度中期経営計画「Try&Discover2021~共有価値の創造~」において、「クローズドブック事業」を有力な新規事業領域の一つと位置づけている。今後、フォーティテュード社への取締役派遣や各種委員会参加等を通じ同社のビジネスに注力し、グループ中期経営計画で掲げる「事業ポートフォリオの多様化」の実現を目指すとともに、本件が同社の中長期的な安定成長に寄与するよう取り組んでいく。
※同社がAIG社及びカーライル社と連名で発表した英文リリースの参考訳は、URL(https://ssl4.eir-parts.net/doc/TJ8795/ir_material/141046/00.pdf)を参照。