アフラック生命、2019年度決算報告(案)
アフラック生命は、2019年度(2019年4月1日~2020年3月31日)の決算(案)を発表した。
1.契約の状況
(1)新契約
がん保険、医療保険の販売が減少したため、個人保険分野全体での新契約件数は前年度比24.2%減の117万件となった。
これにより、年換算保険料も、同22.7%減の660億円となった。
(2)保有契約
保有契約件数は、前年度末比0.4%減の2,447万件となった。
また、年換算保険料は同0.7%減の1兆4,066億円、うち第三分野については1兆648億円となった。
2.収支の状況
(1)経常収益
保険料等収入は前年度比1.3%減少したものの、資産運用収益が同9.1%増加したことにより、経常収益は同0.6%増の1兆7,516億円となった。
(2)経常利益
前述のとおり経常収益が増加したものの、主に資産運用費用である為替差損や、有価証券評価損の増加に伴い経常費用が増加したことにより、経常利益は前年度比1.2%減の2,851億円となった。
なお、当期純利益は同1.5%減の2,006億円となった。
(3)基礎利益
利息及び配当金等収入が増加したため、基礎利益は前年度比5.7%増の3,264億円となった。
3.資産等の状況
(1)ソルベンシー・マージン比率
支払い余力の程度を示すソルベンシー・マージン比率は、前年度末比80.3ポイント減の880.9%となった。
(2)総資産
総資産は前年度末比2.0%増加し、12兆3,793億円となった。
【2019年度決算報告(案)】
https://www.aflac.co.jp/news_pdf/20200528.pdf