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明治安田生命、新たな10年計画「MY Mutual Way2030」(2020~2029年度)を策定

明治安田生命は、このほど新たな10年計画「MY Mutual Way2030」(2020~2029年度)を策定した。
2017年4月にスタートした3ヵ年プログラム「MYイノベーション2020」では、重点マーケットへの積極的な商品供給、「みんなの健活プロジェクト」の本格展開、クレジット投融資の強化をはじめとする資産運用の高度化、海外保険事業の強化などに取り組んだ結果、「企業価値(EEV)」の2016年度末比+20%成長を実現するなど、所期の目標を概ね達成することができ、また「お客さま満足度」も2019年度に過去最高値を記録した。
このほど同社は、長期的な環境分析に基づく検討を行った結果、相互会社(Mutual Company)として、時代を超えて進化するお客さま志向の追求を基本姿勢としつつ、10年後にめざす姿を「『ひとに健康を、まちに元気を。』最も身近なリーディング生保へ」と定めた10年計画「MY Mutual Way 2030」を策定した。
このうち、2020~2022年度を10年後にめざす姿の実現に向けた成長軌道を確保する3年間と位置づけ、「営業・サービス」「基幹機能・事務」「資産運用」「相互会社経営」の各分野において制度・インフラ等の抜本的な見直しを行なう「4『大』改革」※と、全社横断的に社会貢献の取組みを行う「2『大』プロジェクト」※に、経営資源を優先的に配賦する3ヵ年プログラム「MY Mutual Way I期」を策定した。
しかし、今般の新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う環境変化をふまえ、2020年度は、保険金・給付金の支払い等の基幹業務の確実な実行と、コロナ禍においてもお客さまに寄り添ったアフターフォローを提供できる態勢構築を優先すべきと判断し、単年度の経営計画「とことん!アフターフォロー特別計画」を推進することとした。これをうけ、「MY Mutual Way Ⅰ期」は開始時期を1年延期し、2021~2023年度の3ヵ年プログラムとして実施する。
同社は、新たな10年計画「MY Mutual Way 2030」を通じて、企業ビジョン「信頼を得て選ばれ続ける、人に一番やさしい生命保険会社」の実現と、サステイナブルな社会づくりへの貢献をめざしていく。
※「大」改革とプロジェクトの「大」は、新たな価値の提供や制度・インフラ等の抜本的な見直しに向けて、全社で結集し経営資源を集中的に投下することを含意

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