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富国生命、2019年度決算(案)を公表

富国生命は、2019年度決算(案)を公表した。
ポイントは次のとおり。
■新契約高・新契約年換算保険料は2年連続増加
・富国生命、フコクしんらい生命合算の新契約高は前年度比1.9%増加の1兆6,688億円、新契約年換算保険料は、前年度比15.6%増加の206億円
・2社合算の保険料等収入については、前年度比9.1%増加の6,299億円
■第三分野の保有契約年換算保険料は16年連続増加
・2社合算の保有契約年換算保険料は減少となったものの、第三分野については、前年度末比1.4%増加の1,153億円と、開示以来16年連続で増加
■基礎利益は減少
・2社合算の基礎利益は826億円
・団体保険の料率引下げや営業職員数増加にともなう費用増が押し下げ要因となったものの、富国生命単体の利息及び配当金等収入が過去最高を更新するなど利差益が想定を上回り、前年度比9.5%減少にとどまる
■引き続き高い健全性を維持
・連結ソルベンシー・マージン比率は、前年度末比95.3ポイント上昇の1,331.7%となり、引き続き高い水準を維持
■個人保険は8年連続増配
・2005年度決算から実施している入院給付金の支払いがない医療保険契約に対する健康配当を増配
・満期時の特別配当の対象を入院給付金の支払いがないまま満期を迎える医療保険契約にも拡大
・新型コロナウイルスの感染拡大により契約者の家計が影響を受けるなか、増配により実質的な保険料負担を軽減

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