損保ジャパン、【業界初】「駐車場シェア専用保険」をakippaと共同開発
損保ジャパンは、駐車場シェアリングサービスの最大手であるakippa株式会社(代表取締役社長CEO:金谷 元気、以下「akippa」)と、業界初となる「駐車場シェア専用保険」(以下「本保険」)を開発した。本保険は、駐車場シェアリング向けに補償をカスタマイズし、駐車場オーナー(以下、「オーナー」)を守る保険として開発された業界初となるもの。本保険により、あらかじめ移動先の駐車場の確保ができるakippaのサービスをより一層安心して利用できるものとなる。
2019年10月に、SOMPOホールディングスは、akippaの株式約33.4%を取得、関連会社化し、駐車場シェアリング事業の推進に取り組んできた。akippaは、株式会社DeNA SOMPO Carlife(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中島 宏、以下「DSCL」)を総代理店として、全国の損保ジャパン保険代理店と連携してオーナーを開拓し、3年後の2022年には会員数を1,000万人、駐車場の拠点数は20万拠点まで拡大していく予定。
損保ジャパンとakippaは、オーナーとユーザーの駐車場シェアリングのニーズを繋ぐサービスにおいて、オーナーの貸し出しに対する不安を取り除き、双方がより安心して利用できるよう共同で新たな保険の検討を進め、今回のオーナーにとって必要な「本保険」を独自に開発した。
●概要
akippaが提供する駐車場シェアリングサービスは、オーナーとユーザー間での万が一の事故を想定し、利用規約においてユーザーに自動車保険の加入を義務づけている。例えば、オーナーの外壁をユーザーが破損してしまった場合などは、利用規約に基づきユーザーの自動車保険で対応することになる。しかし、ユーザーの保険が有効に適用できないケースが発生した場合に、本保険により、オーナーの損害を補償することが可能になる。
なお、補償の内容は、駐車場貸し出し中に生じたユーザーの事故に起因するオーナー自身の物損害と傷害補償およびオーナーの賠償責任を補償するもの。本保険の補償は、2020年6月1日からakippaのサービスを利用しているオーナー所有の全ての駐車場に適用される。