明治安田生命、経済産業省および日本健康会議主催「健康経営優良法人」に4年連続で認定
明治安田生命は、経済産業省および日本健康会議が主催する「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に4年連続で認定されました。昨年に引き続き、健康経営度調査の回答法人中、上位10%以内の評価を得ている。
また、子会社・関連会社等においては2社が「健康経営優良法人(大規模法人部門)」、6社が「健康経営優良法人(中小規模法人部門)」に認定された。
同社および子会社・関連会社等は、引き続き従業員の健康づくりに積極的に関与し、健康増進の取組みをいっそう推進していく。
1.「健康経営優良法人」認定の概要
経済産業省が日本健康会議と共同で、上場企業に限らず保険者と連携して優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰するために、2017年から開始した認定制度です。本制度では、規模の大きい法人等を対象とした「大規模法人部門」と、中小規模の法人等を対象とした「中小規模法人部門」のそれぞれ2つの部門で、「健康経営優良法人」を認定している。
なお、2020年からは、「健康経営優良法人(大規模法人部門)」認定法人のなかで健康経営度調査結果の上位500法人のみを通称「ホワイト500」として認定する制度に変更されている。今回の認定では、同社は上位500法人に該当し、「ホワイト500」として認定されている。
2.同社従業員の健康増進に向けた取組み
同社では、2019年4月から本格展開している「みんなの健活プロジェクト」の一環として、従業員自身を対象とした健康増進の取組みを強化している。
今回の認定にあたっては、2017年10月に策定した「MY健康宣言」による理念・方針の明文化や、日常的な運動である「ウォーキング」推進による健康づくり支援策の展開、組織体制の構築、制度・施策実行等が評価されたものと考えている。
◆従来からの主な取組み
・全従業員の定期健康診断100%受診に加え、精密検査受診率91.5%の高水準を維持
・全従業員を対象とした健康増進プログラム「健康チャレンジ!キャンペーン」を2011年度から継続実施。ウォーキングに加え、スポーツ活動や食事改善を目標に個人・所属単位で取り組み、今年度は過去最高の約4万3千人が参加
・健康増進施策として「内臓脂肪測定会」「健康増進セミナー」等を継続的に実施・乳がん検診・子宮頸がん検診の受診率向上のための費用補助等、女性の健康増進施策を推進
◆従業員向け健康増進推進体制の強化
・会社が従業員の健康づくりに積極的に関与し、健康増進の取組みをいっそう推進することを明文化した「MY健康宣言」を策定。また、会社(事業主)・健康保険組合・明治安田生命労働組合が三位一体となって運営する「健康づくり会議」(年2回開催)を2017年度から継続的に実施
・各種施策の効果検証を実施し、健康増進に資するPDCAサイクルを高度化◆「みんなの健活プロジェクト」(注)の推進
・2019年4月から本格展開している「みんなの健活プロジェクト」の一環として、従業員一人ひとりが健康増進の取組みを「自分ごと化」し、取組目標を設定する「私の健康宣言」を実施するとともに、各所属内の健康増進を推進するリーダーとして全部署に「チーフ健活サポーター」を配置
・日常的な健康づくりとして取り組んでいる「ウォーキング」を楽しみながら継続するためのツールとして、従業員専用アプリ「明治安田生命健活ウォーキングログ(MYログ)」を導入
・心身の健康増進の数値目標を刷新するとともに、その達成に向けた健康増進施策を拡充
(注)2018年9月25日リリース「『みんなの健活プロジェクト』の具体的取組みについて」参照
https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2018/pdf/20180925_01.pdf
◆労働時間の適正化と柔軟な働き方の推進に向けた取組み
・勤務間インターバルの実施状況や、時間外労働時間の削減を管理職の評価項目に設定するなど、長時間労働抑制に向けた施策を実行
・時間単位年休の導入やテレワークの推進、Skypeを利用した打合せ、フレックスタイム制のコアタイム廃止など、効率的な業務遂行・新しい働き方への変革や、多様なワークスタイルの実現をサポート
3.子会社・関連会社等の認定状況
子会社・関連会社等は同社グループの一員として「みんなの健活プロジェクト」に参画し、従業員の健康増進に積極的に取り組んでおり、下記のとおり認定されている。
なお、明治安田システム・テクノロジー株式会社については、「健康経営優良法人(大規模法人部門)」で、「ホワイト500」として認定されている。