かんぽ生命、年金保険契約の源泉徴収額等の誤りが判明
かんぽ生命は、独立行政法人郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構から業務委託を受けている旧簡易生命保険契約で、1981年9月から2007年9月の間に加入した年金保険の一部の契約において、源泉徴収額等が誤っていたことが判明した。
1 事象の概要
源泉徴収税が過徴収ならびに過少徴収となった契約は以下のとおりである。
●源泉徴収税が過徴収となった契約 影響件数:16件 金額:合計522万円 最大131万円 最小4,614円
●源泉徴収税が過少徴収となった契約 影響件数:65件 金額:合計257万円 最大42万円 最小194円
また、上記のほか、確定申告の際に参考とするため、年1回送付している「支払年金額等のお知らせ」に誤った必要経費金額を表示していた契約は314件である。
2 お客さまへの案内
お客さまへは、順次、正当な必要経費金額や必要な手続きを記載した詫び状を送付する。
3 発生原因と再発防止策
必要経費を計算するシステムプログラムに誤りがあったことおよび契約内容の変更を行った際の誤登録に起因するものであり、システムプログラムの品質向上、変更処理の際の検証体制を強化し、再発防止に努めている。
4 問い合わせ先
本件についての問い合わせは、電話(フリーダイヤル)またはかんぽ生命Webサイトで受け付けている。
〇 問い合わせ窓口
かんぽコールセンター(フリーダイヤル)0120-552-950
〇 かんぽ生命Webサイト
お客さま相談窓口(送信フォーム)に「源泉徴収税の徴収誤りについて」と入力の上、送信。