新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

第一生命ホールディングス、認知機能向上ゲーム「運転技能向上トレーニング」を提供

第一生命ホールディングスの100%子会社である株式会社QOLead(以下「QOLead」)は、国立大学法人東北大学加齢医学研究所と株式会社仙台放送が共同開発した「運転技能向上トレーニング・アプリ」を、QOLeadが提供するスマートフォン向け健康応援アプリ「健康第一」を活用して、2020年4月を目途に提供を開始する。
平成の初期には10%程度の水準だった65歳以上人口が総人口に占める割合は、今年2020年には約30%を占める見込みで、著しいスピードで高齢化社会が進んでいる。そのような中、高齢者に対し運転免許証の返納が求められる一方、生活のために自動車を手放せない高齢者も多くいる。
今回、健康応援アプリ「健康第一」を活用して本トレーニングを提供することで、運転能力や認知機能の低下を抑制し、運転寿命延伸への貢献を目指す。QOLeadは第一生命グループとして、これらの社会課題の解決を通じて、一人ひとりが望むしあわせな人生や生き方の実現(QOL(Quality of Life)の向上)に向け、取り組んでいく。
<「運転技能向上トレーニング・アプリ」とは>
・脳トレゲームで有名な東北大学・川島隆太教授と仙台放送が共同で発明・開発した世界初の「運転技能向上トレーニング用」のアプリ。1日20分・6週間という短期間で自動車運転技能と認知力と活力が向上することを実証(2019年5月発表の研究成果より)。
・収録ゲームは6種類(運転技能ゲーム3種類、脳トレゲーム3種類)
※特許取得済み(特許6284171号)
(参考)
2019年春から提供中のテレビ接続型(HDMIケーブル使用)ゲーム機を使用したサービス「川島隆太教授のいきいき脳体操~テレビで楽しくトレーニング~」内にも「運転技能向上トレーニング・アプリ」を搭載
★公式URL:http://www.ox-tv.co.jp/brain/tv-training/
<健康応援アプリ「健康第一」の取組概要>
InsTech(インステック)※1では、お客さまに最良のサービスを提供できるようエコシステム※2を形成し、スタートアップ・ベンチャー企業、ベンチャーキャピタル、先進技術企業などから先端テクノロジーに関する情報を幅広くタイムリーに収集・分析し、取り入れている。
今回の健康応援アプリ「健康第一」を活用した「運転技能向上トレーニング・アプリ」の提供についても、「健康長寿社会の実現」を目的とした異業種・業態の企業とのパートナリングにより、実現した。今後も国民のQOL(QualityofLife)の向上や健康寿命の延伸に向け、認知症進行抑制や生活習慣改善に有効なプログラムの提供等を検討していく。
※1 保険ビジネス(Insurance)とテクノロジー(Technology)の両面から生命保険事業独自のイノベーションを創出する活動のことで、最優先の戦略課題として、第一生命グループ全体で推進している。外部の開発力・アイデアを積極的に取り入れ、他業態との連携(エコシステム)を実現しながら、生命保険業界全体のイノベーションをリードしていくことを目指す。
※2 複数の企業が商品開発や事業活動などでパートナーシップを組み、互いの技術や資本を生かしながら、業界の枠や国境を超えて広く共存共栄していく仕組みのことである。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

フコクしんらい生命、【SDGs取組み】愛知信用金庫と共同寄付スキーム寄付金を贈呈

損保

損保ジャパン、【業界初】自動車保険金請求の進捗状況をLINEでいつでも手軽に確認できる「SOMPOあんしん進捗ナビ」の提供開始

損保

SBI損保、【SBI損保×大分トリニータ×大分東警察署】親子で楽しむ「脳トレ運動教室」と交通安全啓発イベントを開催

生保

明治安田生命、イオンと「フードバンク応援WAON」を発行

生保

マニュライフ生命、東京ヤマソンに社員最多参加、健康長寿への取り組みを加速

損保

SOMPOホールディングス、損保ジャパン、SOMPO美術館開館50周年記念事業を開催

生保

メットライフ生命、世界小児がん啓発月間に合わせ、約300人によるボランティア活動を実施

生保

太陽生命、太陽生命くつきの森林『どんぐりプロジェクト』を実施

生保

太陽生命、太陽生命の森林(もり)上山市西山エリア『共創するいのちの里山づくり』を実施

損保

三井ダイレクト損保、「GREEN LIGHT-UP Project」(グリーンライトアッププロジェクト)に参加

関連商品