ソニー生命、「国土強靭化貢献団体認証(レジリエンス認証)」を取得
ソニー生命は、このたび、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会が実施する「国土強靭化貢献団体認証(レジリエンス認証)」を取得した。
同社は、「日本中のお客さまを一生涯お守りする」というビジョンの実現に向けて、今後も業務継続体制の強化に努めていく。
1.「国土強靭化貢献団体認証(レジリエンス認証)」の概要
政府の内閣官房国土強靭化推進室では、国土強靱化の趣旨に賛同し、事業継続に関する取組を積極的に行っている事業者を「国土強靱化貢献団体」として認証する制度を創設するため、2016年2月に「国土強靭化貢献団体の認証に関するガイドライン」を制定した。
「国土強靭化貢献団体認証(レジリエンス認証)」は、内閣官房国土強靭化推進室から上記ガイドラインに規定する「認証組織の要件」に適合する旨の確認を受けた「一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会」が、上記ガイドラインに基づいて行う。
2.認証取得の理由
同社は、東日本大震災を契機として、2012年に危機管理専門組織を設置し業務継続計画(BCP)の抜本的な見直し・整備を進めてきた。甚大な被害が想定される首都直下地震などの大地震をはじめ、感染症のパンデミック(世界的大流行)やサイバー攻撃など、お客さまの生活や同社の業務継続を脅かすさまざまな危機的事象が発生した場合でも、速やかに保険金等を支払うための業務継続体制を構築している。
2016年には、首都直下地震発生時に、より短期間で平時の業務水準に回復させるため、本社機能を大手町フィナンシャルシティグランキューブに移転した。
また、BCPに関する訓練を継続的に実施し、その実効性を検証するとともに、訓練結果の評価を見直してレベルアップを図れるよう「PDCAサイクル」を推進している。
こうした一連の取組みが評価され、ガイドラインの要求事項に適合した事業者として、「国土強靭化貢献団体認証(レジリエンス認証)」を取得した。