大同生命、西アフリカのトーゴ政府向けの投資を実行
大同生命は、トーゴ政府向けの投資を実行した。
本件は、トーゴ政府向けの融資を三菱UFJフィナンシャルグループのアレンジにより仕組化したもので、国際機関であるAfricanTradeInsuranceAgencyがその元利払いを保証している。トーゴ共和国を含む西アフリカ諸国では、経済・社会の発展に向けたインフラ整備が社会的課題となっており、トーゴ政府は本件調達資金をインフラ整備や社会福祉拡充等に活用する予定である。
同社は、本件を通じて資産運用収益の向上を図るとともに、トーゴ共和国の経済発展と国民生活向上に繋がることを期待している。
同社は、「T&D保険グループCSR憲章」に基づき、事業活動を通じて社会的課題の解決に貢献する取組みを進めてきた。
資産運用においては、同社が署名している「責任投資原則(PRI)」の考え方や、国連が提唱した持続可能な開発目標である「SDGs」などを踏まえ、環境・社会・企業統治の課題を考慮する「ESG投資」に積極的に取組んでいる。開発途上地域の経済・社会の開発に資する本件は、こうした取組みの一つである。
引き続き、責任ある機関投資家としての責務を果たし、持続可能な社会の形成に貢献できるよう努めていく。
(参考:AfricanTradeInsuranceAgencyについて)
名称 AfricanTradeInsuranceAgency(アフリカ貿易保険機構)
組織概要 外国企業によるアフリカへの投資促進において中心的な役割を担う国際機関。アフリカにおける貿易取引や同地域への投資促進を目的として、アフリカ開発銀行やアフリカ各国の出資により2001年に設立。
URL http://www.ati-aca.org/