アクサ生命、契約者向け手話・筆談サービスを開始
アクサ生命は、契約者を対象に、2019年12月17日より手話・筆談サービスの提供を開始する。
本サービスの導入により、聴覚や言語機能に障害を持つ契約者も同社のカスタマーサービスセンターを利用でき、ビデオ通話を通じて、手話や筆談で、契約に関する問い合わせや各種手続きの申し出を行うことが可能となる。
同社は、2017年6月に「お客さま本位の業務運営を実現するための基本方針」を策定し、お客さまに「最善の利益」を提供するための取り組みを進めてきた。また、会社の経営課題に「ダイバーシティ&インクルージョン」を据え、多様な社員の個性や能力を会社の戦力として活用する企業文化の醸成に長年取り組む中、社員の新しい視点や発想をビジネスにも積極的に取り入れている。
本サービスは、ろう者と聴者が互いの知識や経験を学び合うことでインクルーシブな職場をつくり、協働によって生まれる新たなアイデアを商品やサービスに生かすことを目的とした社員の自主的なネットワーク(ERG:エンプロイー・リソース・グループ)の当事者による問題提起が、導入検討の発端となった。