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アクサ生命、2019年度(令和元年度)上半期末の業績を発表

アクサ生命は、日本の会計基準に基づく2019年度(令和元年度)上半期末の業績を発表した。
●収入指標
・保険料等収入は、前年同期比5.5%増の3,194億円。これは主に『アクサの「資産形成」の変額保険ユニット・リンク』の好調な販売によるもの。
●収益指標
・基礎利益は、前年同期比35.2%減の140億円。
・純利益は、前年同期比111.2%増の162億円。
●財務基盤
・ソルベンシー・マージン比率は、2018年度末の790.7%から71.1ポイント増加し、861.8%。
■アクサ生命「2019年度第2四半期(上半期)業績のお知らせ」
[http://www2.axa.co.jp/info/news/2019/files/191121_al_detailed_j.pdf]
アクサ生命の代表取締役社長兼CEO、安渕聖司は次のようにコメントしている:
「2019年度上半期、保険料等収入は死亡保障分野および医療保障分野商品の好調な販売等により、5.5%増となった。また、ソルベンシー・マージン比率は861.8%となり、強固な財務基盤を堅持することができた。」
「死亡保障分野では、『アクサの「資産形成」の変額保険ユニット・リンク』が、前年同期比38%増の7万4千件を超える契約をいただいた。また、医療保障分野では、2017年9月より販売を開始した『アクサの「一生保障」の医療保険スマート・ケア』の新契約が3万6千件を超え、加えて2019年4月より販売を開始した『アクサの「治療保障」のがん保険マイ・セラピー』の新契約が3万3千件を超えるなど、ご好評をいただいている。」
「人生100年時代を迎え、『老後生活』や『介護・認知症』への不安が高まる中、資産形成を行いながら、死亡・高度障害に加え、介護や認知症のリスクに備えることができる保険に対するニーズに応えるため、2019年9月に『アクサの「資産形成」の変額保険ユニット・リンク介護プラス』の発売を開始。さらに、社会的課題の解決の一助となるよう、業務提携している住友生命と開設した『ウェルエイジング共創ラボ』の第一弾となる介護関連サービス『ウェルエイジングサポートあすのえがお』を共同開発し、同10月より一部地域のお客さまを対象に提供を開始した。」
「健康経営(※)への取り組みにも引き続き注力しており、2019年度は10月末までに7つの自治体と連携協定を締結。健康経営の普及推進を通じて、企業の生産性向上と持続的発展、従業員とそのご家族の健康づくりのサポートを行っていく。」
「新たなCRMシステム『AXAcockpit360』は、2019年9月より全国での運用を開始。営業担当者、コールセンター、インターネットサービスなど、お客さまと当社の間に存在する複数の顧客接点のデータベースを統合し、最適なタイミングで効果的なアドバイスをご提供することで、お客さま満足度の向上に向けた取り組みをさらに強化していく。」
「2019年9月17日発表の通り、AXAグループのダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)のスコアは、環境:+10ポイント、社会:+4ポイント、経済(ガバナンス):+3ポイントと全てにおいて改善し、保険セクターでは2018年の世界第5位から第3位となった。これはAXAグループが優先課題としている気候変動、健康、社会との共生というCR(コー
ポレート・レスポンシビリティ)の取り組みの進展を示すものである。アクサ生命においても、地域社会の持続的な発展に資する取り組みを進めている。」
「アクサ生命は、今後も、お客さまにより健やかで幸せな生活をお過ごしいただけるよう、保険金・給付金をお支払いする『支払者(Payer)』から、お客さまに常に寄り添いサポートする人生のよき『パートナー(Partner)』となることを目指していく。」

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