大同生命、中小企業向け「健康経営実践モデル」構築のための産学連携プロジェクトを開始
大同生命は、産業医科大学 産業保健経営学研究室、およびメディヴァと協働し、中小企業向け「健康経営※1実践モデル」構築のための産学連携プロジェクトを、10月より開始する。
当プロジェクトに先駆けた3社による事前調査(2019年4月~9月)や、大同生命が実施する「大同生命サーベイ」では、中小企業において健康経営の重要性や効果が認識されている一方で、中小企業特有の課題として、健康上の問題がある従業員がいた場合に、人材やノウハウの不足等を理由に定期健診受診後の事後措置(産業医との面談や保健指導等)が十分に実施できていない等の実態があることが明らかになった。
大同生命では、健康経営の実践支援ツールである「大同生命KENCO SUPPORT PROGRAM」※2の提供を軸に、「DAIDO KENCO アクション」と称した中小企業における健康経営の普及支援活動に取組んでいる。今後は、当プロジェクトを通じ、産業医大の長年の産業保健の研究実績に基づく学術的・専門的な知見、およびメディヴァのヘルスケア・医療分野における豊富なコンサルティング経験を大同生命の取組みに融合することで、中小企業で働く人々が活き活きと活躍できる社会づくり、ひいては健康寿命の延伸など、わが国の高齢化社会が抱える課題解決への貢献に向けた取組みを加速していく。
※1 「健康経営」は特定非営利活動法人 健康経営研究会の登録商標。
※2 中小企業の健康経営の実践を総合的に支援するWebサービスとして、バリューHRとの共同開発により、2017年4月より提供を開始している。