アクサ生命、『ユニット・リンク介護プラス』を販売開始
アクサ生命は、2019年9月24日より『アクサの「資産形成」の変額保険ユニット・リンク介護プラス』《正式名称:ユニット・リンク介護保険(終身移行型)》(以下、『ユニット・リンク介護プラス』)の販売を開始する。
働き盛り世代の死亡保障と長期資産形成ニーズに応えるため、同社は2009年1月に、業界初となる『ユニット・リンク保険(有期型)』(以下、『ユニット・リンク』)の販売を開始した。『ユニット・リンク』は、保険本来の目的である「死亡保障」の備えと長期分散積立投資による「資産形成」の機能を備え、ライフプランの夢を実現するための基本財産形成をサポートする商品として、お客さまから支持され、累計の販売実績は35万件を超えている。
一方で、現在の平均寿命は男性が約81歳、女性が約87歳*1と大きく延びており、現在60歳の人の約4分の1が95歳まで生きるという試算*2もある中、「人生100年時代」は現実のものとなりつつある。長寿化に伴い、公的介護保険制度の要介護(要支援を含む)認定者数は、2000年の218万人から2016年には622万人と大幅に増加*3している。また、要介護度別に見た介護が必要となった主な原因は、上位1、2位が認知症によるものである*4と言われている。健康で長生きできることは喜ばしいことだが誰もが健康でいられるとは限らないのが現状。人生100年時代を迎え、「老後生活」や「介護・認知症」に対する不安が高まり、基本財産の形成をおこないつつ介護や認知症に備えることができる保険に対するニーズは高まっている。
このような背景から、同社は、「死亡保障」・「資産形成」の『ユニット・リンク』の優れた機能に加えて、新たに「介護や認知症」への備えもカバーする新機軸の『ユニット・リンク介護プラス』の開発に至った。変額保険のしくみを利用した長期分散積立投資による「資産形成」を行いながら、公的介護保険制度の要介護2以上に認定されたとき、あるいは認知症になったときのための一生涯の介護(死亡・高度障害)保障を得られることが特長。
また、本商品に加えて、「人生100年時代」におけるお客さまの不安やリスクを軽減することを目指したサービスの提供も検討している。
*1:厚生労働省「平成30年簡易生命表」より
*2:国立社会保障・人口問題研究所「将来人口推計」(中位推計)より2019年金融庁作成
*3:厚生労働省「平成29年版厚生労働白書」より
*4:厚生労働省「平成28年国民生活基礎調査の概況」より
<『ユニット・リンク介護プラス』の主な特長>
①介護・死亡・高度障害への備え
要介護2以上から、認知症も保障。
所定の要介護状態、死亡または所定の高度障害状態になったとき、介護・死亡・高度障害保険金を支払う。
②一生涯保障
保障は一生涯続く。
保険料払込期間満了時点の積立金額をもとに、一般勘定の介護終身保障(第2保険期間)へ自動移行する。
③資産形成
長期分散積立投資による資産形成が可能。