住友生命、ASEAN国等のマイクロファイナンス機関向け投融資を行うファンドへ追加出資
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住友生命は、9月3日、マイクロファイナンス※機関(以下「MFIs」)向け投融資を行うためにBlueOrchard Finance Ltd社が組成し、運営を行うJapan ASEAN Women Empowerment Fund(以下「本ファンド」)に関する追加出資契約書に調印した。
本ファンドは、ASEAN諸国等における女性の社会進出、貧困削減・成長促進、雇用・起業機会の創出を目的に、2016年に運用を開始したファンドであり、7ヶ国計21のMFIsを通じて約23万の女性中小零細事業者を支援している。住友生命は、2016年9月に出資契約を締結しており、これまで30百万米ドルを出資実行しているが、今回は追加で最大30百万米ドルを出資予定。なお、今回の追加出資には株式会社国際協力銀行、独立行政法人国際協力機構、および国内の機関投資家も参加し、ファンド出資総額は約120百万米ドルから約241百万米ドルに増額される。
住友生命は、持続可能な社会の実現、および、中長期での投融資を行う機関投資家にとって運用収益の向上に資するとの認識の下、ESG投融資に取り組んでおり、本ファンドへの追加出資についても、その一環として行うもの。
今後も、ESG投融資を通じ、持続可能な社会の実現に貢献していくとともに、運用収益の向上に取り組んでいく。
※マイクロファイナンスとは、低所得層を対象に行われる小規模金融のこと。