日本生命、サリバテックへ出資
日本生命は、慶應義塾大学先端生命科学研究所(Institute for Advanced Biosciences)発のサリバテックとの間で、株式を取得することに合意し、出資した。
同社は、健康寿命延伸に資する取組を進めており、生活習慣病予防や早期発見の促進に取組んでいる。その一環として2017年にサリバテック社と提携し、がんを早期発見できる検査技術※の開発に向けて協力してきた。今回の出資により、唾液を数滴採取するだけで、体に負担をかけず、安価で気軽にどこでもがんリスクを測定できる検査技術の開発を支援すること、及びその検査技術を広めることが可能となり、がんの予防意識向上や早期発見への貢献ができると考えている。
※サリバテックが提供する唾液がん検査「SalivaChecker(R)
(サリバチェッカー(R))」は、数滴の唾液を採取するだけで体に負担をかけず、一度に複数(現在では、肺がん、膵がん、大腸がん、乳がん、口腔がんの5つ)のがんリスクがわかる、スクリーニング検査
<出資額>
1.取得株数 25,000株
2.取得価格の総額 2億8,750万円
3.払込日 2019年8月30日
4.株式の保有割合 5.63%