ジブラルタ生命、元社員による金銭の詐取が発覚
ジブラルタ生命の、元社員がお客さまから不正に金銭を詐取していたことが発覚した。
同社は、「お客さまの信頼をより確かなものにする取り組み」の一環として今年3月以降、すべての契約について新聞広告とダイレクトメールにて通知した上で、電話等による確認を実施しているが、その確認の中で今回の事案が発覚した。
現在、社内調査を進めるとともに、警察へも相談しているが、その他にも被害にあったお客さまがいた場合に申し出てもらうため、7月11日に公表することとした。
1.事案の概要
同社元社員(久保田雅也(くぼたまさや)、42歳、退社時松山支社(愛媛県)所属)は、お客さまに保険契約からの貸付を受けさせ、それを原資に保険料を前納することが得になるとの虚偽の説明を行うなどし、保険料の名目でお客さまから不正に現金を受領していた。現在判明している被害件数は39件、被害金額は総額約6,600万円である。
2.お客さまに確認してもらいたいこと
同社では、保険料前納の手続きが完了した際に、お客さまへ内容確認のお知らせを郵送している。また、2015年4月16日からは現金、2016年12月20日からは小切手による保険料の領収を廃止しており、同社社員が保険料を現金等で預かることはない。
当該元社員から保険料前納を持ちかけられ現金を預けたことがある、保険料を前納したにも関わらず同社からの通知を受け取ったことがないなど、心当たりやその他不審に思われる点があれば、同社コールセンターへ連絡するよう呼び掛けている。
同社は、被害にあったお客さまに対して、誠心誠意の対応をするとともに、引き続き「お客さまの信頼をより確かなものにする取り組み」の一環として契約の確認を進めていく。
[問い合わせ先]
・ジブラルタ生命コールセンター電話番号:0120-87-4165(通話料無料)
・受付時間:平日8:30~20:00、土曜9:00~17:00(日曜・祝日・12/31~1/3を除く)