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生保協会、「自助の日」を迎え協会長がコメントを発表

生保協会が、記念日「自助の日」を迎え、生命保険協会長のコメントを発表した。
■協会長コメント(以下、原文ママ)
生命保険協会として創設いたしました記念日「自助の日」を初めて迎えることとなりましたので、この記念日に込めた生命保険業界の思いについて述べさせていただきます。5月より、新元号「令和」となり、まさに新時代のスタートということになりました。これを契機に「平成」という時代を振り返ると、この30年の間に平均寿命は男女とも5歳以上延び、それぞれ男性81歳、女性87歳を超えるという状況になっています。100歳以上の人口も同期間で20倍以上に増加し、約7万人に達するなど長寿化が進んでおります。今後もこうした傾向が更に進んでいくことが想定されており、「令和」という新たな時代はまさに人生100年時代の到来ということができます。
また、今後、更なるテクノロジーの進歩により、国民の生活環境が大きく変化していくものと考えられます。コミュニケーションの手段を一例に申し上げると、固定電話の世帯保有率がここ10年で20%近く減少しているのに対して、スマートフォンは70%以上の世帯で保有されているなど劇的に変化し、これに伴いSNSなどを通じた交流が一つの社会基盤といえるまでに成長してきています。
こうした様々な変化の中で、今後は、従来型のライフプランなどのモデルが前提ではなく、新たな発想で、働くこと、お金を使う・貯めること、リスクに備えることについて一人ひとりが「自分モデル」を構築していく必要があります。
自らの意思で人生を描き、健康増進や資産形成、リスクへの備えについて学び、行動に移していくことで、より自分らしい人生を歩んでいくことができます。そのためのきっかけとして生命保険協会では、「自助の日」を契機として業界一丸となって金融リテラシーや健康に関するリテラシーの向上に貢献できる取り組みを進め、皆様が明るい未来を自ら切り開くためのお手伝いができればと考えております。ともに学び、そして行動することで、健康寿命と資産寿命を延ばし、新たな時代を切り開いてまいりましょう。

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