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楽天生命、2018年度決算を発表

楽天生命は、2018年度(2018年4月1日~2019年3月31日)決算を発表した。
今期は、東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地「楽天生命パーク宮城」命名など、ブランド認知度の向上を目的とした広告宣伝活動を行った。また、オムニチャネル化の推進を目的とした沖縄コンタクトセンターの開設や、音声認識アプリを活用した保険申込の開始、声紋認証による本人確認システムの導入など、利便性向上に向けた各種取り組みを積極的に行った。
その結果、新契約年換算保険料は過去最高となるなど、各種取り組みの効果が現れており、今後の収益拡大に向けた事業計画は予定どおり進捗している。
■主要業績
○新契約指標:4月、9月に販売開始した新商品が順調に伸展し、個人保険の新契約件数は82千件(前年同期比12.9%増)、新契約年換算保険料は4,654百万円(前年同期比30.6%増)となった(*)。
○保険料収入:医療保険や定期保険といった主力商品の販売が好調であること、また、団体信用生命保険などの保有契約が増加したことにより、29,663百万円(前年同期比3.6%増)となった。
○基礎利益/当期純利益:「楽天生命パーク宮城」命名やスタジアム広告掲出など、今後のさらなる成長に向けたマーケティング活動等への投資を行った結果、基礎利益は△2,319百万円、当期純利益は△2,119百万円となった。なお、会社法会計とは別に、経営管理の指標としているIFRS(国際財務報告基準)においては、当期純利益(税引前)2,994百万円となり、前年同期比308.7%と伸展している。
○ソルベンシー・マージン比率:前年度末から88.0ポイント増加し887.5%となりました。引き続き充分な健全性を維持している。

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