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明治安田生命、「家計」に関するアンケート調査を実施

明治安田生命は、「家計」に関するアンケート調査を実施した。
1.今年のGW(10連休)の消費について
■10連休の消費動向は二極化の傾向が。
・GWに使う平均予算は「47,249円」。今年のGWは、新天皇のご即位に伴う大型連休化を受けて、消費の押上げ効果が期待されており、約3割の人は、GWの予算を昨年から増やすと回答。予算を「増やす」と回答した人の平均予算は「70,222円」と、全体平均額よりも「22,973円」多い結果に。
・一方、GWの予算は約3割の人が「0円」と回答。また、約7割の人が予算を「変えない」「減らす」と回答しており、節約志向の人も多い結果に。
・GWの過ごし方は1位が「自宅でゆっくり」(74.7%)と圧倒的に多く、2位「国内旅行」(15.4%)、3位「帰省」(14.9%)
・また、平成最後の日の過ごし方でも1位は「自宅でゆっくり」(76.1%)と圧倒的に多く、2位「帰省」(15.5%)、3位「国内旅行」(14.9%)
・GWが10連休と大型化したことによる一定の経済効果がみられるも、今年は5月1日に新天皇のご即位・元号改正を控え、「平成最後の日」、「令和最初の日」を家族等と「自宅でゆっくり」過ごしたいと考える人が多く、GW中の消費動向は二極化の傾向が。
2.消費増税が家計に与える影響
■10月に予定される消費増税は家計に大きな影響。約6割の妻が増税後、おこづかいを「減らす」と回答。
・消費増税が家計に与える影響では、実に7割弱の人が「影響が大きい」と回答。
・消費増税後、妻の約6割がおこづかいを「減らす」と回答。世のお父さん達の財布事情に大きな影響が。
3.家計の状況について
■おこづかい額・ランチ代
・おこづかい額は「28,080円」と2年連続の増加。一方で、約9割の方は現在のおこづかいが不足と回答。希望額とは実に1万円以上の差が。
・ランチ代は調査開始以来最高額を更新。妻のランチ代は4年連続の増加、夫は減少。夫婦間の格差は更に拡大。
■キャッシュレス化の浸透
・決済手段は「現金派」と「キャッシュレス派(クレジットカード・電子マネー等)」がほぼ半々。
・決済手段が「現金」と答えた人は、「浪費を防げるため」「不正利用の恐れがあるため」の回答が多く「現金以外」と答えた人は「利便性が高い」「経済的メリットが大きい」の回答が多い結果に。
・さらなるキッシュレス化の浸透にむけては、新たなキャッシュレス手段の普及やポイント還元施策などが必要
■家計における景気回復の実感はまだまだ遠い。家計に余裕ができたと答えた人はわずか7.9%。
・現在の給与に満足している人はわずか16.6%。給与に満足していない理由は、「貯蓄をするお金がないから」がトップ。
4.貯蓄について
■約2割が貯蓄額「0円」と回答。平均貯蓄額は「1,293万円」
・過去3年間の平均貯蓄額の推移をみると、全体の平均貯蓄額は3年前から19万円、昨年から90万円増加。男性は昨年から204万円増加しており、60代、70代は2,000万円を超える。
・「将来のため」「いざというとき」「子どもの教育資金」などの貯蓄目的は女性の割合が高く、「家族旅行」「趣味」「マイホーム購入」「マイカー購入」は男性の割合が高い傾向に。
■対象者の属性
1. 調査対象
20~79歳の既婚男女
2. 調査エリア
全国
3. 調査期間
2019年4月1日(月)~4月8日(月)
4. 調査方法
インターネット調査
5. 有効回答者数
1,620人
6.アンケート結果詳細
https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2019/pdf/20190425_01.pdf

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