大同生命、「企業価値算定サービス」の提供開始
大同生命は、4月より、中小企業のお客さま向け付帯サービスとして、「企業価値算定サービス」の提供を開始する。
「事業承継ガイドライン」(中小企業庁2016)によれば、中小企業経営者のおよそ6割が60歳以上となっており、今後10年間で事業承継期に入る中小企業は急速に増加する見込みである。しかしながら、経営者が60歳以上の企業のうち事業承継準備を行っている企業は半数以下に留まる。また、経営者が高齢な企業では、好業績にも関わらず、後継者不在を理由に廃業を予定しているケースが多数存在する。
このような状況を踏まえ、企業が人材・ノウハウなどの経営資源を次代に確実に引き継ぐためには、親族内の事業承継やM&Aなどの検討を開始することが急務といえる。また、その前提として、経営者が今後の企業経営の方向性を判断するための材料となる「現在の自社の企業価値」を正確に把握することが重要である。
このようなのニーズに応えるため、大同生命では既に提供済の「M&A支援サービス(※)」に加えて、「企業価値算定サービス」の提供を開始し、同社の主要なお客さまである中小企業の事業存続や事業拡大をサポートする。
※M&Aの相談から相手探し・手続きまで、専門家による一貫したサポートを特別価格で提供
<サービス概要>
「企業価値算定サービス」は、大同生命との提携により、中堅・中小企業のM&A仲介業務に強みを持つストライクが株式価値の概算額を算定するサービスである。大同生命の契約者(契約保険金額1億円以上、年商3億円以上)は無料で利用できる。