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第一生命、沖縄県宮古島市における健康課題改善に関する実証実験を開始

第一生命は、InsTech1の取組みの一つとして、沖縄県宮古島市にて、「地域の健康課題改善」に関する実現性・実用性を検証する実証実験を開始する。
本実証実験では、ブロックチェーン技術を活用し、宮古島市の地域社会・住民のヘルスケアデータを収集したプラットフォームを構築する。将来的には、「保障(プロテクション)」から「予防(プリベンション)」へ、保険の役割を更に拡大できるような新たな商品・サービスの提供と、お客さまの更なる利便性向上を目指す。なお、企画・運営推進でデロイトトーマツコンサルティング合同会社に、プラットフォームの構築で富士通株式会社が協力する。
・沖縄県宮古島市の地域企業(約20社)とその従業員の皆様(約200人)を対象に、スマートフォンで利用できる「宮古島健康増進アプリ(名称:パニパニ宮古島2)」を提供する。
・「宮古島健康増進アプリ」で、毎日の歩数・体重・睡眠時間などの運動指標・健康関連指標を「見える化」し、それらの指標がどのように健康増進に繋がるかを検証する。
・宮古島市の地場企業から、アプリ利用者の「健康食品購入/店舗訪問」などの健康増進に繋がる行動や歩数に応じて、利用者に対してお得なクーポン発行をする。これにより、地域の企業・住民が一体となった健康増進取組みの効果を検証する。
本実証実験は、「Dai-ichi Life Innovation Lab3」のヘルスケアに関する知見を活用した取組みとなる。また、ブロックチェーン技術の活用として将来的な保険金支払い業務の高度化やセキュリティ確保の可能性についても検証する。
同社は、引き続きInsTechの加速によるイノベーション創出を目指し、社会的な課題である健康寿命の延伸やQOL向上に繋がる先端テクノロジーやビジネスモデルの活用に積極的に取り組んでいく。

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