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明治安田生命、根岸秋男社長が役職員に向け年頭挨拶

明治安田生命は、年頭挨拶として、根岸秋男社長から全役職員に向け、メッセージを発信した。社長メッセージのあらましは以下のとおり。
1.「MYイノベーション2020」は順調に進捗
・2018年の生命保険業界は、超低金利環境の継続により、貯蓄性商品の販売が、円建て商品から外貨建て商品へと、より鮮明にシフトしたほか、健康寿命の延伸にともなう意識の高まりのなかで、健康増進型の保険商品が相次いで投入された。
・こうした環境のなか、当社は、明治安田生命3ヵ年プログラム「MYイノベーション2020」の中間年度として、将来に向けた成長軌道を確保するための取組みを推進してきた。個人保険分野では、「ベストスタイル」の新特約「給与・家計サポート特約」や「豪ドル建・一時払養老保険」を発売したほか、「MYアシスト+」制度の運用開始などアフターフォローの取組みを強化。また、法人営業チャネルにおける「BtoEビジネス」の推進や、「資産運用・資産運用事務サービス」「コーポレートガバナンス」「グループ経営管理態勢」の高度化、「ERM(統合的リスク管理)運営」の浸透・定着に取り組んできた。
・これらの結果、2018年度上半期は、グループ・単体ともに増収増益を確保し、基礎利益はグループ・単体ともに2年連続で上半期過去最高益を更新。さらに、「お客さま満足度」調査の結果も、高い水準を維持しており、3ヵ年プログラムは順調に進捗している。
2.環境変化の先取りが重要
・2019年は平成最後の年となり、5月には元号改正が予定されている。経済環境については、米中貿易摩擦の深刻化や、3月に予定されている英国のEU離脱が「合意なき離脱」となる可能性があり、世界の政治・経済に対する不透明感が広がる懸念がある。国内においては、10月に消費税が8%から10%に引き上げられる見通しであり、消費マインドの低下が予想される。
・当社の事業環境にとって逆風も予想される1年となるが、3か年プログラムの完遂に向け、「チーム明治安田」一丸となり、取り組んでいく。
・また、生命保険業界を取り巻く環境は絶えず変化しており、近年は変化のスピードも加速している。国内生命保険マーケットに勝ち残っていくためには、その変化を先取りし、対応していくことが重要。そのために、役職員一人ひとりが、さまざまな可能性を見据え、常に変化に備えておく、そして、環境変化に柔軟に適応できるよう、不断に自身を磨き続けてほしい。
3.「みんなの健活プロジェクト」を通じた「明治安田ブランド」の確立に向けて4月から本格展開する「みんなの健活プロジェクト」は、個人保険分野と団体保険分野において、「商品」「サービス」「アクション」を「対面のアフターフォロー」を通じて一体的に提供することで、生命保険の「新たな価値」の創造をめざす一大プロジェクト。当社のビジネスに、「健康増進」という軸が加わり、外部の企業や大学との協業を深め、新たなビジネスの展開に向けた対応を着実に進めていく。
・また、「みんなの健活プロジェクト」を通じて、「明治安田生命と言えば健康増進」と言われるような「明治安田ブランド」を一気に確立していきたい。そのためには、自らの健康増進に努めるとともに、お客さまの「健活サポーター」として取り組んでいくことが重要。
・Jリーグについては、タイトルパートナー契約を更新し、2019年から2期目に入った。Jリーグの応援、「みんなの健活プロジェクト」におけるJリーグ・地元Jクラブ等との協働は、「地域社会との絆」をいっそう深め、「明治安田ブランド」を向上させる取組みであり、役職員にはこれまで以上の積極的な参画を期待している。

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