日本生命、豪州での陸上風力発電プロジェクトに融資
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日本生命は、豪州南オーストラリア州で風力発電プロジェクト(以下「同プロジェクト」)を実施するHallett 4 Pty Limitedに対し、約44百万豪ドル(約35億円)のシンジケートローン(以下「同融資」)を実行した。なお、同社はシンジケートローンの組成段階から参加している。
同プロジェクトは、豪州南オーストラリア州アデレードの北方220kmに位置するノースブラウンヒルにおいて、発電容量132.3MWの陸上風力発電設備を運営するものであり、発電設備は67,000世帯に電力供給する能力を有する。
同融資は、発電設備の安定運営のために借換資金を提供するものであり、長期間にわたって魅力的な利回りの獲得が期待できる。また、同融資は同社初の豪州における風力発電プロジェクトへの取組みとなる。
同社は中期経営計画「全・進-nextstage-」(2017-2020)において、4年間で成長・新規領域へ2兆円、うちESG債等へ7,000億円の投融資を目標としており、豪州における再生可能エネルギーの活用拡大を支える同融資も、ESG債等の一つと位置付けている。
今後も、社会公共性・投資採算性をふまえ、成長・新規領域およびESG投融資を強化することで、契約者利益の一層の拡大に努めるとともに、持続可能な社会の形成に寄与していく。