第一生命、【インパクト投資】株式会社QDレーザへ投資を実施
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第一生命は、最先端レーザ技術を活用した世界初の低視力患者向けアイウェア等の開発・提供を行う国内ベンチャー企業の株式会社レーザ(以下「レーザ」)に対し、ESG投資の一環であるインパクト投資として3億円の投資を実施した。
【本件のポイント】
・運用収益の獲得と社会的インパクト(社会の構造変化等)の創出の両立を目指す
「インパクト投資」の枠組みで、QDレーザに対して3億円投資
《社会的インパクト》
・低視力患者のQOL改善:レーザビームを使用し網膜に映像を直接投影する世界初のアイウェアにより、低視力患者のQOL改善が期待される。
レーザは、最先端のレーザ技術・光学技術を有しており、網膜に映像を直接投影する世界初の網膜走査型レーザアイウェアを開発・提供している。レーザのレーザアイウェアを利用することで、従来の矯正手法では十分な視力を得られなかった低視力患者でも、網膜が正常であればより鮮明な映像を見ることができるようになる。これにより、低視力患者の職業の選択肢増加、行動範囲の拡大等、QOL(Quality of Life)の改善へと繋がることが期待されている。
同社は、この投資を通じて、高い投資収益を期待するとともに、低視力患者のQOL改善(社会的インパクト)が期待されるレーザの取組みを資金面からサポートし、その進捗状況を継続的にモニタリングしていく。
同社は、引き続き運用手法の高度化・多様化によって資産運用収益の向上を図るとともに、責任ある機関投資家として持続可能な社会の形成に寄与すべく、ESG投資に積極的に取り組んでいく。