第一生命、海外インフラデットファンドの運用開始
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第一生命とアセットマネジメントOneオルタナティブインベストメンツ株式会社(以下「AMOAI」)はインフラデット案件への投資を行うスキームを共同で開発し、第一生命はアンカー投資家として200億円の出資を決定した。また、みずほ銀行は同スキームに対しAMOAIと連携する体制を構築した。
AMOAIは同スキームを活用したインフラデットファンド「Cosmic Blue PF Lotus FCP-RAIF」(以下「同ファンド」)を2018年10月26日に組成し、運用を開始した。同ファンドは、2016年7月に組成され、2018年3月にインフラ投資及びプライベートデット投資の分野で国際的なアウォードを受賞2した第1号ファンド「Cosmic Blue PF Trust Lily」に続き、AMOAIが投資顧問会社として運用する2本目のファンドとなる。
同ファンドは、本邦投資家の運用資産と海外インフラ市場を結びつけることで、投資家に魅力的な投資機会を提供し、かつ投資先の国や地域社会の持続的な発展に必要不可欠なインフラ事業へ投資を行うものである。また、第1号ファンドと同様、海外プロジェクトファイナンス債権を投資対象として、グローバルに分散されたポートフォリオ運用により、生命保険会社や年金基金等、機関投資家の皆さま向けに、長期安定的なインカムを提供していく。
同ファンドでは、優良案件への投資機会を獲得するため、投資対象をセカンダリーからプライマリーに拡大し、ファイナンス組成段階から投資家として案件に参加していく。今後、広く投資家を募り、インフラデットファンドとしては世界トップクラスの規模である1,000億円程度まで運用残高の拡大を目指す。
AMOAIは、今後も〈みずほ〉が有する海外プロジェクトファイナンス分野における豊富な経験・知見とアセットマネジメント分野のノウハウを結集し、国内外の機関投資家向けにインフラ投資の機会を提供していく。また同ファンドの組成・運用を通じて、海外プロジェクトファイナンスに強みを持つ資産運用会社としてのプレゼンス向上を目指すとともに、機関投資家の皆さまの運用ニーズに応える
べく、新たな運用プロダクト開発に注力していく。
第一生命は、同ファンドへの投資を通じて、インフラ関連海外プロジェクトファイナンスへの投資を拡大し、運用収益の更なる向上を目指す。
みずほ銀行は、同ファンドとの協働を通じたオリジネーション&ディストリビューションを推進することで、インフラ分野への投資意欲が高まっている投資家ニーズに応えるとともに、海外プロジェクトファイナンス分野への取り組みを一層強化し、当該分野での更なるプレゼンス向上を目指す。