エヌエヌ生命、高校生のための「SocialInnovationRelay2017/18」国際大会を実施
エヌエヌ生命は、2018年6月19日に公益団体ジュニア・アチーブメント日本と共催する高校生のためのソーシャルビジネス企画コンテスト「SocialInnovation Relay2017/18(ソーシャルイノベーション・リレー)」の国際大会を実施し、入賞チームを決定した。
同大会は、学生自らが身の回りにおける課題を見つけ、ソーシャルビジネスとして解決すべくアイデアを国内外の高校生たちと競うコンテストとして、2015年より行っている。大会の特長として、全参加は、与えられた持ち時間の中で、自ら生み出したビジネスアイデアをオンラインビデオ越しに、英語でプレゼンテーション形式で披露し、そのアイデアやプレゼンテーションスキルを競うものである。
大会当日は、日本のほかハンガリー、シンガポール、ルーマニア、チェコ、ポーランド、スペイン、ギリシャ、オランダ、ブルガリアの10カ国から、それぞれ国内大会を勝ち抜いた同世代の仲間たちとアイデアを競い合った。どのチームも英語での見事なプレゼンテーションはもちろんのこと、パワーポイントで工夫を凝らした資料と、独創的なビジネスアイデアで、審査員を驚かせていた。
その中で、日本代表として大会に臨んだ京都府立洛北高等学校「Ama Fessional」の生徒2名は、世界中の誰もがいつでも、どこでも無料で使える多言語対応のオンライン学習共有プラットフォームの開発と普及を行うビジネスアイデアを提案し、結果、強豪チームを抑え、シンガポール、スペインの代表に続き、見事3位を獲得した。
具体的には、国を問うことなく教員らの授業の動画閲覧だけでなく、学生たちによる教材やノートの共有や質問・議論を通した学び合いの機会を、プラットフォームを通じて提供するというアイデアである。当プラットフォームを普及させることで、日本をはじめ世界の政治的に困難な地域や経済的に厳しい状況におかれている子どもたちに平等な教育機会を提供したい、との想いから創りあげられたビジネスで、ITを駆使した課題解決も評価された。