三井住友海上あいおい生命、2017年度社会貢献活動結果
三井住友海上あいおい生命は、このたび社会貢献活動の一環として、世界の子どもにワクチンを日本委員会(以下、JCV)へポリオワクチン12万7千人相当分の寄付を行った。
また、豊かな社会づくりに貢献し、社会やお客さまから信頼される企業でありたいとの理念のもと、2017年度においても、地域貢献や環境保護、障がい者支援等さまざまな活動を行った。
1.いのち・医療に関する活動等
(1)世界の子どもにワクチンを贈る活動について
同社は、商品ブランド「&LIFE(アンドライフ)」の保険商品の新規契約件数に応じた金額をJCVにワクチン等の購入費用として寄付する活動を行っている。
5月23日、2017年度新規契約件数相応分として、ポリオワクチン12万7千人相当分の購入費用をJCVに寄付した。
ワクチンは、ミャンマー、ラオス、ブータン、バヌアツ等、途上国の子どもたちに届けられ、ポリオやはしか等の感染症予防に役立てる。
(2)脳卒中に関する啓発活動
日本脳卒中協会との共同事業「脳卒中プロジェクト」の一環として「日本脳卒中協会セミナー」を2010年度から開催し、2017年度末までに約17,000人が参加した。
(3)最新・最先端の医療をお伝えする活動
①WEBサイトによる情報発信
2017年4月より、身近な健康情報を閲覧できる情報発信型のWEBサイト 「からだケアナビ」の発信を開始した。「知っておきたい病気・医療」「健康マメ知識」「食で健康」「健康ライフ」の4つのカテゴリーについて、「すぐに役立つ、ためになる!」情報を届けている。
また、先進医療に関する情報発信型の専用WEBサイト「先進医療.net」や、情報検索型の専用WEBサイト「先進医療ナビ」を通じ、先進医療に関するコラムや先進医療の基礎知識、先進医療に該当する技術・療養内容、その実施医療機関等の情報提供を行った。
なお、2017年度のWEBサイト閲覧数は1,261,712回*であった。
*「からだケアナビ」、「先進医療.net」の合算
②オープンセミナーの開催
健康・医療をテーマとしたオープンセミナーとして「ガン経験者によるセミナー」等を全国各地で開催し、多くのお客さまが参加した。健康と医療、備えの大切さについて、お客さまの理解を深めることに努めている。
(4)オレンジリング活動(認知症サポーター養成講座の開催)
社員・代理店を中心に、認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守る応援者(認知症サポーター)養成講座を開催している。
サポーターの目印であるオレンジ色のリングにちなんで、同社では「オレンジリング活動」と呼んでいる。
2.社会的課題の解決に貢献する取組み
(1)日本の子どもの貧困問題の解決に貢献
昨今の社会的課題である日本の子どもの貧困問題の解決に寄与し、未来を担う子どもたちが将来への希望を持てる社会づくりに貢献したいと考え、キッズドアへの寄付を行った。寄付は、経済的に困難な生活環境にある子どもたちへの教育支援に役立てる。
(2)高齢者の現況調査を通じた社会貢献
高齢のお客さまに現況を調査する取組みの中で、同社がブリッジフォースマイルに寄付をすることの賛同を募っている。2017年度は4,392人のお客さまから賛同があり、その人数に応じた金額を同社から寄付した。高齢のお客さまが社会とのつながりを意識しながら、気軽に参加できる社会貢献活動として取り組んでいる。
3.障がい者支援
(1)障がい者スポーツの振興・支援
障がい者スポーツの普及・強化の取組みが、障がい者の社会復帰や生きがいの発見、クオリティ・オブ・ライフの向上に役立つと考え、日本視覚障害者柔道連盟、日本パラ陸上競技連盟の2団体に協賛した。
(2)障がい者作業所製品の販売会
本社ビルにおいて、MS&ADインシュアランスグループホールディングスとともに、障がい者作業所製品の販売会を定期的に開催し、作業所で働く人々の自立支援に取り組んだ。
4.地域貢献・社員活動
(1)「よこはま動物園ズーラシア」の花壇・緑地整備環境保護・地域貢献活動として、2017年6月、同社社員等約160名のボランティアが「よこはま動物園ズーラシア」の花壇整備、アジサイ苗木の植え付け等による緑地整備を行った。
本活動は、よこはま動物園の園内緑化活動計画の一端を同社が担うものである。
(2)ハートポイント制度による「鎮守の森のプロジェクト」への寄付
同社は、役職員の自発的・積極的な社会貢献活動に対してポイントを付与し、そのポイント総数に応じて寄付を行う「ハートポイント制度」を実施している。2017年度4月から3月までの活動分に応じた金額のうち、東日本大震災の復興支援として、2018年5月24日、ポット苗1,000本相当分を鎮守の森のプロジェクトへ寄付した。