住友生命、「1UP」テレビCMシリーズが第55回ギャラクシー賞入賞
住友生命は、「1UP」テレビCMシリーズが第55回ギャラクシー賞CM部門選奨を受賞した。同社のCMがギャラクシー賞に入賞するのは、3年ぶり3度目のことである。
■ギャラクシー賞について
ギャラクシー賞は、1963年に放送批評懇談会によって創設され、文化に貢献した優秀な番組・個人・団体に贈られる国内有数の賞で、年に一度「テレビ」「ラジオ」「CM」「報道活動」の4部門で審査される。審査は放送批評懇談会会員から選ばれた選奨事業委員会が担当する。賞の決定を第三者に委託する顕彰制度が多いなか、ギャラクシー賞は、放送批評懇談会の会員が一貫して審査にあたり、賞の独立性を維持し続け、CM部門は1年間に放送された作品から大賞1本、優秀賞3本、選奨9本が選ばれる。
■「1UP」テレビCMシリーズに込めた想い
「1UP(ワンアップ)」は、病気やケガで働けなくなってしまった時に、自身や家族の生活を強くサポートする「生活保険」という新発想の保険である。この新発想の生活保険「1UP」を世の中に広めるために、CMではあえて詳細な商品内容を描くのではなく、「1UP」という訴求力のある商品名を伝えることに焦点を置いている。
■放送批評懇談会からのコメント(2018.7 GALACより抜粋)
誰しも経験する日常のシーンのなかで、ささやかな「1UP」に挑戦し続ける若者(瑛太)を描く、人間観察力の巧みさと出演陣のリアルな演技が光る好評のシリーズCMである。ドキュメンタリー風の映像に、本人や周囲の人々の証言を組み合わせる独特の構成が知的な笑いを誘う。保険商品と若い層を結びつけようとするユニークなアプローチは出色である。