損保ジャパン日本興亜ひまわり生命、社員の成長を加速するための人事制度改定
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命は、「中期経営計画」を支える取組みとして、7月1日から新たな人事制度をスタートさせる。全ての社員が仕事の幅を広げ、今までよりも高い目標に取り組む制度とする。
1.背景・経緯
同社は、中期経営計画において、生命保険のその先、お客さまが健康になることを応援する「健康応援企業」への変革を進めている。新人事制度は、中期経営計画を支えるための柱であり、2011年の合併以来7年ぶりの全面改定となる。
今回の新しい制度では、お客さまに新たな価値を提供するため、社員一人ひとりの多様性を尊重しつつ、全社員のチャレンジや成長を後押しするとともに、社員のライフイベントに応じて、多様な働き方を実現できる制度を目指す。
2.新たな人事制度の概要
(1)全社員のチャレンジと成長を後押しする従業員区分の見直し
a.基幹職
「総合社員(グローバル)」、「総合社員(エリア)」に分かれていた区分を、「基幹職」へ再編し、転居を伴う転勤(以下、「転居転勤」)の有無以外は、同じ役割であることを明確にし、給与テーブルなどを統一することで、社員一人ひとりのチャレンジや成長を後押しする。
b.専任職・契約社員
「契約社員」、「契約スタッフ社員」を統合する。より高い役割発揮に応えるための上位テーブルや多くの社員の活躍が処遇に反映する制度を導入する。
また、新たに「専任職」を設けることで、長期的なキャリアを形成し、安心して長く働き続けることを可能とする。無期雇用契約である「専任職」には、退職金およびDC年金を付与する。
(2)社員のライフイベントに応じた多様な働き方の実現
基幹職は、一定期間転居転勤を免除する「転居転勤免除制度」、介護などを理由として希望勤務地で働くことができる「希望勤務地制度」、配偶者(同社に勤務しているかどうかは問わない)の転勤により転居先での就業が困難な場合に休業できる「配偶者同行休業制度」を新たに導入する。
(3)シニア層の活躍を支援
再雇用社員本人の能力発揮に応じて今まで以上の処遇が得られるような制度とする。また、本人の希望によっては転居転勤が選択できることで、今までの経験を踏まえた活躍の場を広げることができる。
さらに、時短勤務、シフト勤務、週4日勤務の導入により、シニア層が活き活きと活躍するための多様な働き方を実現する。