日本生命と岩手県が包括的連携協定を締結
日本生命と岩手県は、以下のとおり包括的連携協定を締結する。
1.協定の概要
(1)名称
「岩手県と日本生命保険相互会社との包括連携に関する協定」
(2)目的
岩手県と同社は、幅広い分野で連携し、県民が安心して健康で豊かに暮らすことができる社会の構築を図る。
(3)協定項目
①健康増進に関すること
②子ども・青少年育成に関すること
③暮らしの安全・安心に関すること
④高齢者支援に関すること
⑤障がい者支援に関すること
⑥環境保全等の推進に関すること
⑦男女共同参画に関すること
⑧観光振興に関すること
⑨中小企業振興に関すること
⑩その他、地域の活性化・県民サービスの向上に関すること
2.協定締結日等
(1)日時
2018年5月1日(火)13:00~13:30
(2)場所
岩手県庁3階第一応接室
(3)出席者
岩手県知事・達増拓也
日本生命代表取締役副社長執行役員・小林一生 他
3.今後の主な連携事業
同社は、中期経営計画「全・進(ぜんしん)-next stage-」で、「人生100年時代をリードする日本生命グループに成る」をスローガンに掲げ、「子育て支援」「ヘルスケア」「高齢社会対応」を中心に、生命保険事業の枠を超えた「保険+α」の価値の提供に取り組んでいる。
その具体策の一つとして、「人生100年時代」を生きる一人ひとりが「安心して・自分らしく」過ごすことができる社会づくりをサポートするため、『GranAge(グランエイジ)プロジェクト』を展開し、お客様の健康や地域社会への貢献活動を行っている。
岩手県にとって初の生命保険会社との包括的連携協定の締結を契機に、健康増進、高齢者支援、環境保全等の幅広い分野で岩手県と協力し、岩手県の地域活性化および県民サービスの一層の向上に取り組む。
(1)健康増進に関すること
・職員(県内約480名)が、がん検診受診促進に関するビラを配布。
・県主催の「岩手県がん検診受診率向上プロジェクト」や「岩手県脳卒中予防県民会議」に参画。
(2)子ども・青少年育成に関すること
・中高生を対象に、ライフイベント、将来設計等をテーマにした「出前授業」を実施。
・同社の野球部・卓球部によるスポーツ教室の企画等を通じ、県の青少年育成に協力。
(3)暮らしの安全・安心に関すること
・職員が、振り込め詐欺防止に関するビラを配布。
(4)高齢者支援に関すること
・職員が、認知症サポーター養成講座を積極的に受講。
・職員が、県主催の認知症セミナーのビラを配布。
(5)障がい者支援に関すること
・職員が、障がい者スポーツ大会の応援観戦やボランティアに参加。
・同社来店型店舗「ライフプラザ盛岡」で、障がい者のアート作品を展示。
(6)環境保全等の推進に関すること
・職員が、地域清掃等のボランティア活動に参加。
(7)男女共同参画に関すること
・女性活躍推進や男性育児休業取得推進に関するセミナーを開催。
(8)観光振興に関すること
・「ライフプラザ丸の内」に、岩手県の観光パンフレットを配架。
・社内で岩手県フェア等を開催し、県産品の販路拡大に取り組む。
(9)中小企業振興に関すること
・同社取引先企業と岩手県の中小企業とのビジネスマッチングに協力。
(10)その他、地域の活性化・県民サービスの向上に関すること
・県民生活の質を向上させる新たな協業事業を実施。