大同生命、信州大学と「インターバル速歩」を活用した中小企業における健康経営の実践支援
大同生命は、インターバル速歩を活用した中小企業における健康経営※1の実践支援に向けて、4月より信州大学先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所との協働を開始する。
同社は、中小企業における健康経営の普及支援活動を 「DAIDO KENCO アクション」と称し、全社一体となった取組みを展開している。この取組みの中で提供している、大同生命「KENCO ケンコウ SUPPORT サポート PROGRAM プログラム」(以下、本プログラム)は健診結果やバイタルデータの管理、生活習慣病の発症予測など、健康経営の実践WEBツールとして、多くの企業に導入されている。
一方、信州大学では、「体力」「運動強度」に注目した「インターバル速歩」の実証効果を長年にわたり研究してきた。その結果、運動トレーニング(インターバル速歩)による体力向上を通じて、生活習慣病、認知症、うつ病などの症状改善につながることが立証されており、その効果は国内外で高い評価を得ている。
今後、信州大学と本プログラムの開発を担う株式会社バリューHRと協働し、本プログラムへの「インターバル速歩」の概念を 組み込んだ国内初となる生活習慣病改善効果の将来予測機能の導入を目指す。
また、本プログラムを通じた協働以外にも、能勢教授と同社によるセミナーの共催など、幅広い分野での協働をすすめ、中小企業とそこに働く人々が活き活きと活躍できる社会づくり、ひいては 健康寿命の延伸など、わが国の高齢化社会が抱える課題解決への貢献に向けた取組みを進める。
※1 「健康経営」とは、企業が従業員の健康管理を経営的視点から考え、戦略的に従業員の健康管理・健康づくりを 実践することである。「健康経営」は特定非営利活動法人 健康経営研究会の登録商標である。
※2 4月1日以降は、信州大学大学院・総合医理工学研究科・特任教授