メットライフ生命、格付け「AA-」及びアウトルック「安定的」へ据え置き
メットライフ生命は、2018年3月8日、S&Pグローバル・レーティング・ジャパン株式会社から、保険財務力格付けを「AA-」に、アウトルックを「安定的」にそれぞれ据え置いたとの決定を受けた。
「AA-」の格付けは日本のソブリン格付けを上回っており、同社は財務基盤が強固であることが改めて示されたと考えている。保険会社の財務の健全性を示すソルベンシー・マージン比率も891.5%(2017年12月31日時点)と高水準を維持している。
財務基盤の強さは、2017年度第3四半期の業績(2018年2月15日公表)にも示されており、基礎利益が前年同期比83%超の増加となるなど、引き続き好調を維持している。好調な業績の背景には、外貨建て商品や医療保険の販売が伸びたことや、メットライフのグローバルな規模を生かした資産運用力、さらに事業費の効率化に向けた取り組みなどがある。